世界の振り子GLOBAL PENDULUM
日本語

第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

ユーロドル → 欧州株

一般的な説明(因果・逆向き):ユーロ高は輸出企業の価格競争力と利益を損ない、輸出関連株に不利に働く。ただし株式市場全体は他の要因にも左右される。

今号:ユーロドルは73(やや熱い)、欧州株は83(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100
振り子(目盛り)にマウスを合わせると名前が表示され、クリックするとその指標のページへ移動します。振り子(目盛り)をタップすると名前が表示され、もう一度タップするとその指標のページへ移動します。

いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

ユーロドル:直近10⁠年平均より2.4%高い。欧州株:直近10⁠年平均より50.1%高い。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明ユーロ高は輸出企業の価格競争力と利益を損ない、輸出関連株に不利に働く。ただし株式市場全体は他の要因にも左右される出典:欧州中央銀行「Financial Stability Review, November 2025」(2025⁠年)。同報告が扱うのは輸出企業の利益だけで、2025⁠年のユーロ高の局面でも欧州株が上昇を続けたことも記しています。
  2. 当サイトのデータによる実測一般的な説明の向きで計算すると、ユーロドルと3か月後の欧州株の位置の一致度は−0.74(逆向きの関係なので、元の相関係数は+0.74で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、3期間中0期間で向きが一致しました。データは2018⁠年以降のみ。当サイトのデータは一般的な説明と逆
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見た3期間のうち、向きが合わなかった年:2018⁠~⁠2025。

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:欧州中央銀行(ECB)参照レート。OECD 主要経済指標(株価指数)。位置は当サイトが計算。

ユーロドル欧州株

限界

このカードでは言えないこと

すべての関係に戻る