資金お金の価格と流れ
この力の中では「高い」の意味が指標ごとに違うため合成せず、指標ごとに小さな推移図を描いています。歴史的な両端に振れている指標:1(米10年金利)
第1号|2026年10月後半
株式、金利、ドル、原油、金、インフレなど50以上の世界の指標を2週間ごとに更新。各指標を、その指標自身の過去の平常水準と比べ、いま高いのか低いのかを見ます。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。過去に同じ位置にあった後は、上がったことも下がったこともあります。すべて載せますので、ご自身で判断してください。売買の推奨はしません。
数字の読み方各振り子の数字はパーセンタイル(百分位)で、過去の月を低い順に並べたときの位置を表します。たとえば80なら、その指標自身の過去の月の80%より高いという意味で、50がその指標の平常の水準です。目盛り盤の下の大きな数字は、この17指標のパーセンタイルの中央値(半分がそれより高く、半分が低い)で、それ自体はパーセンタイルではなく、同じ5段階で熱さ・冷たさを分けています。グローバル・アンカーは、全59指標の中から選び、毎号必ず見ている代表17指標です。
各国の中央銀行、OECD、世界銀行などの公開データを使っています。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い歴史的な両端に振れている
タイムマシン目盛り盤を1978年以降のどの月にも戻せます
記録紙の線は、17のグローバル・アンカーを合わせた位置です。つまみを動かすか年を押すと、当時それぞれがどこに振れていたかが分かります。おもりを押すと、関係する指標を表示します。
細い線=各指標の振り子の棒太い線=中央値おもりの数字=下の一覧の番号
第1号|2026年10月後半
各号のポイントは、データをもとに決まった文型で自動的に書き、号ごとに保存しています。 過去の号を見る


全体
17のグローバル・アンカーの毎月の位置の中央値を、1978年までさかのぼって計算しています。各月はその月以前のデータとだけ比べ、後の数字で平常を決めることはしません(数値は事後改定を含む現在の版です)。斜線は過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期、細い縦線は大きな出来事です。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
2021年2月以降の69か月のうち、55か月がやや熱い水準で、残りの月は中立水準でした。17のグローバル・アンカーのうち、平常より上(60以上)が12指標、平常より下(40未満)が2指標、歴史的な両端に振れているのが5指標です。過去の記録:同じ位置にあった月のうち、1年後もやや熱い水準以上だったのは38%。
中央値は「半分がそれより熱く、半分がそれより冷たい」真ん中の値です。各指標が自分の平常より高いか低いかだけを見ており、その「高い」が良いことか悪いことかは区別しません。たとえば信用スプレッドが歴史的な低水準にあると(市場がリスクを恐れていない状態)、全体を冷たい側に引っ張ります。そのため、四つの力のそれぞれと、一つひとつの関係も合わせて見る必要があります。
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた米国株(S&P 500の株価、配当を含まない)の累計の騰落です。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
今号の振り子図
四つの力:資金、景気、資産、そして上げ下げを大きくする増幅要因。それぞれ目盛り盤の番号順に並べています。景気と資産の二つは、中の指標が高いほどどれも熱いことを意味するので、まとめて一本の推移を見ることができます。資金と増幅要因の二つは、「高い」の意味が指標ごとに違う(たとえば金利が高いのはお金を借りるのが高くつくこと、FRBの資産が多いのはお金が多く出回っていること)ため、まとめると打ち消し合います。そこで指標ごとに小さな推移図を描いています。
この力の中では「高い」の意味が指標ごとに違うため合成せず、指標ごとに小さな推移図を描いています。歴史的な両端に振れている指標:1(米10年金利)
合わせると68(やや熱い)で、この局面は2026年3月から続いています。歴史的な両端に振れている指標:1(銅)
合わせると84(熱い)で、この局面は2025年8月から続いています。歴史的な両端に振れている指標:1(米国株)
この力の中では「高い」の意味が指標ごとに違うため合成せず、指標ごとに小さな推移図を描いています。歴史的な両端に振れている指標:2(シラーPER、信用スプレッド)
関係図
一般的な経済の説明のうち、両方の指標を当サイトで扱っている58件の関係を、すべて当サイトの過去のデータで検証しました。両者の位置が一般的な説明の向きどおりにそろって動くか、どの年に成り立たなかったかを調べています。一方でも歴史的な両端に振れていれば「点灯」とします。「一致度」は−1から+1までの値で、+1は一般的な説明の向きどおりに完全にそろって動き、0は関係が見えず、−1は完全に逆向きであることを示します。
米10年金利から独10年金利一般的な説明:波及・同じ向き
世界の資金は各国の国債を比べて動くため、米国債利回りの上昇がほかの国にも波及する
今号:米10年金利は91(熱い)、独10年金利は100(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.85・12期間中12期間で向きが一致
実質金利から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き
10年利回り=実質金利+期待インフレ率(計算式)
今号:実質金利は100(熱い)、米10年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.91・9期間中9期間で向きが一致
台湾輸出受注から台湾株一般的な説明:川上・川下・同じ向き
輸出受注の動向と株価指数はどちらも景気先行指標で、景気より先に転換する
今号:台湾輸出受注は99(熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.59・15期間中15期間で向きが一致
米国株から台湾株一般的な説明:波及・同じ向き
台湾株は電子・半導体の比重が高く、米国株との連動性が高い
今号:米国株は94(熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.62・15期間中14期間で向きが一致
台湾輸出受注から台湾景気信号一般的な説明:川上・川下・同じ向き
輸出受注は輸出と生産に先行し、景気対策信号もそれを映す
今号:台湾輸出受注は99(熱い)、台湾景気信号は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.65・17期間中17期間で向きが一致
全指標
初版の59指標を14分類に分けています。トップページの17のグローバル・アンカーは、ここから選んだものです。分類ごとに1ページあり、国どうしを並べて比べられます。


熱さ・冷たさの測り方

