全体図
58件の関係を一枚の網に
点は一つひとつの指標で、色は今号の熱さ・冷たさ、点が大きいほど関わる関係が多い指標です。線は一般的な説明の向きに沿って、原因から結果へ引いています。太い真鍮色の線は今号点灯している(一方が歴史的な両端に振れている)24件です。指標にマウスを重ねる(スマートフォンではタップする)と、その指標の関係だけを表示します。線をクリックすると、その関係の検証結果を開きます。
点=指標(色は今号の熱さ・冷たさ):冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い点が大きいほど関係が多い淡い色=今号は点灯していない
線=関係(矢印は一般的な説明の向き):データが支持弱いか時期による当サイトのデータでは見えない・一般的な説明と逆今号点灯
データが支持
データが支持(22件)
一致度が0.4以上で、かつ5年間の期間の75%以上で向きが一致しています。
- 実質金利から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き10年利回り=実質金利+期待インフレ率(計算式)一致度 +0.91・9期間中9期間で向きが一致今号点灯
- 米10年金利から独10年金利一般的な説明:波及・同じ向き世界の資金は各国の国債を比べて動くため、米国債利回りの上昇がほかの国にも波及する一致度 +0.85・12期間中12期間で向きが一致今号点灯
- 米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致今号点灯
- 台湾輸出受注から台湾景気信号一般的な説明:川上・川下・同じ向き輸出受注は輸出と生産に先行し、景気対策信号もそれを映す一致度 +0.65・17期間中17期間で向きが一致今号点灯
- 米国株から台湾株一般的な説明:波及・同じ向き台湾株は電子・半導体の比重が高く、米国株との連動性が高い一致度 +0.62・15期間中14期間で向きが一致今号点灯
- 期待インフレ率から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き10年利回り=実質金利+市場が予想するインフレ率(計算式)一致度 +0.59・9期間中7期間で向きが一致今号点灯
- 台湾輸出受注から台湾株一般的な説明:川上・川下・同じ向き輸出受注の動向と株価指数はどちらも景気先行指標で、景気より先に転換する一致度 +0.59・15期間中15期間で向きが一致今号点灯
- 供給網圧力から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き供給網が詰まって運賃が上がると、モノの値段が上がる一致度 +0.45・14期間中14期間で向きが一致今号点灯
- 景気先行指数から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き製造業が拡大すると、より多くの銅が必要になる一致度 +0.44・42期間中40期間で向きが一致今号点灯
- ドル人民元から中国株一般的な説明:波及・人民元安・中国株安中国株の大きな変動が資金流出を促し、資金流出が人民元に下落圧力をかける(出典は2015~16年の例)一致度 +0.78・3期間中3期間で向きが一致
- FF金利からイールドカーブ一般的な説明:因果・逆向き利上げはまず短期金利を押し上げ、カーブは平坦化するか逆イールドになる一致度 +0.77・48期間中46期間で向きが一致
- 企業景況感から景気先行指数一般的な説明:川上・川下・同じ向き企業と消費者の信頼感調査は景気の転換点を早めに映し、景気先行指数とともに動く一致度 +0.77・36期間中36期間で向きが一致
- ドルから商品総合一般的な説明:因果・逆向き商品はドル建てのため、ドル高になるとほかの国にとって高くなり、需要が減る。ただし2021年からは、一時期両者が同じ方向に動いた一致度 +0.68・8期間中7期間で向きが一致
- 景気先行指数から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き受注と信頼感が先に動き、生産がそれに合わせて調整される一致度 +0.66・10期間中10期間で向きが一致
- ドルから新興国株一般的な説明:波及・逆向きドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる一致度 +0.56・5期間中5期間で向きが一致
- 米インフレ率から各国政策金利一般的な説明:因果・同じ向き各国のインフレが目標を上回ると、その国の中央銀行が利上げする一致度 +0.54・14期間中14期間で向きが一致
- 米インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向きインフレが目標を上回ると、中央銀行は利上げで需要を抑える一致度 +0.53・48期間中37期間で向きが一致
- 原油から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向きエネルギーは物価の一部であり、輸送と生産のコストでもある一致度 +0.53・42期間中38期間で向きが一致
- 非農業雇用者数から失業率一般的な説明:川上・川下・逆向き新たな雇用が減ると、失業率が上がる一致度 +0.50・54期間中49期間で向きが一致
- OFRストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致
- 金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
- フィラデルフィア連銀から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き製造業者が報告する新規受注と出荷は、実際の生産に先行する一致度 +0.45・10期間中10期間で向きが一致
弱いか時期による
弱いか時期による(20件)
歴史全体では向きが一般的な説明と一致していますが、関係が弱い(一致度0.1~0.4)か、安定していません(向きが一致した5年間の期間が75%未満)。成り立つ時代もあれば、成り立たない時代もあります。
- ドル円から日本株一般的な説明:因果・円高・日本株安円高が、輸出企業の円建ての利益を圧迫する一致度 +0.59・31期間中19期間で向きが一致今号点灯
- 信用スプレッドから米国株一般的な説明:因果・逆向き信用スプレッドの拡大=企業の資金調達コストの上昇とデフォルトリスクの高まりで、株価が圧迫される一致度 +0.47・39期間中24期間で向きが一致今号点灯
- 各国政策金利から独10年金利一般的な説明:因果・同じ向き政策金利が短期金利を決め、長期金利を動かす(欧州中央銀行→ドイツ国債)一致度 +0.40・12期間中6期間で向きが一致今号点灯
- 米10年金利からシラーPER一般的な説明:因果・逆向き金利が高いほど将来の利益の現在価値が小さくなり、バリュエーションが圧迫される一致度 +0.37・49期間中24期間で向きが一致今号点灯
- 独10年金利からユーロドル一般的な説明:因果・ユーロ高欧州の金利が米国に比べて上がると、資金がユーロに向かう一致度 +0.35・3期間中0期間で向きが一致今号点灯
- 鉱工業生産から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き生産が増えるほど、使われる金属原料も増える一致度 +0.31・10期間中9期間で向きが一致今号点灯
- ドル円から世界株一般的な説明:波及・円の急騰時に世界株が圧迫円を借りた投資のポジションが一斉に解消を迫られ、世界の株式市場が同時に圧迫される一致度 +0.13・31期間中18期間で向きが一致今号点灯
- コアインフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向きFRBの2%目標は物価全体で測るが、食品とエネルギーを除いたコアインフレで基調を判断する一致度 +0.65・44期間中31期間で向きが一致
- 賃金からコアインフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向きサービス業は人手が中心のため、賃金がサービス価格を押し上げる一致度 +0.46・37期間中22期間で向きが一致
- 天然ガスから欧州株一般的な説明:川上・川下・逆向きエネルギーコストの高騰が欧州製造業(特にエネルギー多消費産業)の利益を圧迫し、2022年に最も顕著だった。ただしコストを転嫁できる産業では、株価が下がるとは限らない一致度 +0.41・16期間中10期間で向きが一致
- 天然ガスから米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き天然ガスは電気代と暖房費を左右する(欧州で最も顕著)一致度 +0.39・42期間中25期間で向きが一致
- 景気先行指数からGDP成長率一般的な説明:川上・川下・同じ向き景気先行指数は景気より先に転換する短期の統計を組み合わせたもので、転換点はふつうGDPより数か月早い(OECDは6~9か月早いことを目標としている)一致度 +0.39・11期間中11期間で向きが一致
- 食料から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き食料価格が食品のインフレを押し上げる(新興国ではウエートが高い)一致度 +0.32・42期間中26期間で向きが一致
- フィラデルフィア連銀から景気先行指数一般的な説明:川上・川下・同じ向き企業調査は、景気の最も早いシグナルの一つ一致度 +0.31・44期間中42期間で向きが一致
- 失業率からFF金利一般的な説明:因果・逆向き失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)一致度 +0.30・48期間中43期間で向きが一致
- 金融ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致
- 景気先行指数からドイツ株一般的な説明:川上・川下・同じ向きドイツは輸出型の製造業が中心で、世界の供給網に深く組み込まれているため、世界の需要が輸出と投資に直接響く一致度 +0.24・42期間中34期間で向きが一致
- イールドカーブから景気先行指数一般的な説明:因果・同じ向き逆イールドはふつう金融政策が引き締め気味で、市場が先々の利下げを見込んでいることを示し、その後景気が弱まる。歴史的に逆イールドは景気後退に先行することが多い一致度 +0.22・51期間中28期間で向きが一致
- FF金利から利上げ超の割合一般的な説明:波及・同じ向きFRBが方向を変えると、ほかの中央銀行も追随することが多い一致度 +0.19・47期間中36期間で向きが一致
- 原油からインド株一般的な説明:川上・川下・逆向きインドは石油の純輸入国のため、原油高が経済と通貨を圧迫する一致度 +0.19・42期間中17期間で向きが一致
当サイトのデータでは見えない
当サイトのデータでは見えない(12件)
一般的な説明では理由が示されていますが、歴史全体では両者の位置がそろって動く様子が見えません(一致度が−0.3~0.1)。どの5年間の期間でも向きが一致しているのに、歴史全体では高低が対応しない関係もあり、それも「見えない」に含めています。
- 融資基準から信用スプレッド一般的な説明:因果・同じ向き銀行が融資を絞ると、企業の借り入れが難しくなり、コストも上がる一致度 +0.09・4期間中3期間で向きが一致今号点灯
- FRB資産から米国株一般的な説明:因果・同じ向きFRBの大量の国債購入(量的緩和)が長期金利を押し下げ、投資家が債券を手放した資金を株式などに振り向けることで、株価が支えられる一致度 +0.06・8期間中6期間で向きが一致今号点灯
- 日本10年金利からドル円一般的な説明:因果・円高日本の金利が上がると、円を借りて投資するコストが上がり、資金が日本に戻る一致度 −0.06・16期間中10期間で向きが一致今号点灯
- ドル台湾ドルから台湾株一般的な説明:波及・台湾ドル高・台湾株高海外資金が流入すると、台湾ドルと台湾株に同時に資金が向かう一致度 +0.03・15期間中14期間で向きが一致今号点灯
- 景気先行指数から米国株一般的な説明:川上・川下・同じ向き景気が良い→企業利益→株価一致度 −0.03・51期間中34期間で向きが一致今号点灯
- 信用スプレッドから景気先行指数一般的な説明:因果・逆向き信用の引き締まりが投資と雇用を抑える一致度 −0.02・39期間中20期間で向きが一致今号点灯
- ドルからドル人民元一般的な説明:波及・人民元安ドル高になると人民元が圧迫される一致度 −0.18・8期間中5期間で向きが一致
- 米国債変動率から世界株一般的な説明:波及・逆向き金利が大きく揺れると、あらゆる資産の割引率が不安定になり、リスク資産がそろって圧迫される一致度 −0.15・45期間中35期間で向きが一致
- 金融ストレスからドル一般的な説明:波及・同じ向き市場が動揺すると、資金が安全を求めてドルに集まる一致度 +0.10・8期間中8期間で向きが一致
- 景気先行指数から世界株一般的な説明:川上・川下・同じ向き世界の景気が良い→各国の企業利益→世界の株価一致度 +0.08・45期間中33期間で向きが一致
- ドルからドル台湾ドル一般的な説明:波及・台湾ドル安ドル高になると海外資金が流出する一致度 +0.04・8期間中8期間で向きが一致
- 米10年金利から各国の住宅価格一般的な説明:因果・逆向き住宅ローン金利が上がり、住宅価格が圧迫される一致度 +0.01・8期間中1期間で向きが一致
当サイトのデータは一般的な説明と逆
当サイトのデータは一般的な説明と逆(4件)
歴史全体で見ると、当サイトのデータが示す向きは一般的な経済の説明と逆です(一致度が−0.3未満。出典は各関係のページ)。個々の5年間の期間では一致していることもあります。削除せず、そのまま載せています。
- 米10年金利からドル一般的な説明:因果・同じ向き米国の金利が相対的に高いと、資金がドル資産に向かう一致度 −0.64・8期間中3期間で向きが一致今号点灯
- 実質金利から金一般的な説明:因果・逆向き金は利息を生まないため、実質金利が高いほど金を持つ機会費用が大きくなる一致度 −0.44・9期間中7期間で向きが一致今号点灯
- ユーロドルから欧州株一般的な説明:因果・逆向きユーロ高は輸出企業の価格競争力と利益を損ない、輸出関連株に不利に働く。ただし株式市場全体は他の要因にも左右される一致度 −0.74・3期間中0期間で向きが一致
- 原油から英国株一般的な説明:川上・川下・同じ向き英国の株式市場はエネルギー株と素材株の比重が高い一致度 −0.47・42期間中23期間で向きが一致
重なり
重なりと相殺
一般的な経済の説明では、互いに強め合う(重なり)組み合わせや、打ち消し合う(相殺)組み合わせがあるとされます。当サイトはデータだけを見て、二つの指標がともに指定した側の端に振れたときだけ今号点灯とし、それ以外は今号の両方の位置を載せています。過去に同じ組み合わせが何回あり、その後どうなったかは、データのとおりに載せます。
- シラーPER × 信用スプレッド重なりシラーPERが高い側の端 × 信用スプレッドが高い側の端今号は点灯なし:シラーPERは99、信用スプレッドは9
- イールドカーブ × 景気先行指数重なりイールドカーブが低い側の端 × 景気先行指数が低い側の端今号は点灯なし:イールドカーブは41、景気先行指数は42
- ドル × 新興国株重なりドルが高い側の端 × 新興国株が高い側の端今号は点灯なし:ドルは45、新興国株は53
- 原油 × 米インフレ率重なり原油が高い側の端 × 米インフレ率が高い側の端今号は点灯なし:原油は72、米インフレ率は64
- 米国の信用取引 × 金融ストレス重なり信用取引が高い側の端 × 金融ストレスが高い側の端今号は点灯なし:米国の信用取引は88、金融ストレスは12
- 実質金利 × 金重なり実質金利が高い側の端 × 金が高い側の端今号は点灯なし:実質金利は100、金は84
- FF金利 × 景気先行指数相殺FF金利が高い側の端 × 景気先行指数が高い側の端今号は点灯なし:FF金利は72、景気先行指数は42
- ドル × 実質金利相殺ドルが高い側の端 × 実質金利が低い側の端今号は点灯なし:ドルは45、実質金利は100
計算方法
検証の方法
- 一般的な説明の時間差(たとえば「0~12か月」なら中間の6か月)をとって、両者の位置の相関係数(−1~+1)を計算します。一般的な説明が逆向き(一方が高く、もう一方が低い)なら符号を反転し、「一致度」と呼びます。+1=一般的な説明の向きどおりに完全にそろって動く、という意味です。
- 5年間の期間を1年ずつずらしながら、向きが一致した期間がいくつあるかを数えます。合わない状態が続いた年も、隠さず載せます。歴史全体の一致度と各期間の結果は同じとは限りません。5年ごとにはそろって動いていても、歴史全体では高低が対応しないことがあります。グループ分けは主に歴史全体の一致度によるもので、「データが支持」にはさらに75%以上の期間で向きが一致していることを求めます。
- 二つの指標が同じ原因で一緒に動いているだけの場合(同根)は、関係として描きません。