世界の振り子GLOBAL PENDULUM
日本語

第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

失業率 → FF金利

一般的な説明(因果・逆向き):失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)。

今号:失業率は44(中立)、FF金利は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100
振り子(目盛り)にマウスを合わせると名前が表示され、クリックするとその指標のページへ移動します。振り子(目盛り)をタップすると名前が表示され、もう一度タップするとその指標のページへ移動します。

いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

失業率:直近10⁠年平均より0.33%ポイント低い(ふだんと同じくらいの下回り方)。FF金利:直近10⁠年平均より1.31%ポイント高い。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)出典:米連邦準備制度理事会(FRB)「Monetary Policy: What Are Its Goals? How Does It Work?」(2021⁠年)。
  2. 当サイトのデータによる実測一般的な説明の向きで計算すると、失業率と3か月後のFF金利の位置の一致度は+0.30(逆向きの関係なので、元の相関係数は−0.30で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、48期間中43期間で向きが一致しました。弱いか時期による
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見た48期間のうち、向きが合わなかった年:1980⁠~⁠1989。

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:米労働統計局(FRED 経由、セントルイス連銀)。米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

失業率FF金利

限界

このカードでは言えないこと

すべての関係に戻る