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米国のフェデラルファンド金利

72やや熱い

直近10⁠年平均より1.31%ポイント高い|2026⁠年⁠9⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100FF金利

これは何か

FF金利:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

米国の銀行同士が翌日物の資金を貸し借りする金利で、FRBが誘導目標の範囲を決めます。世界で最も重要な短期金利です。

なぜ重要か

ドル資金のコストを決め、住宅ローンや企業の借り入れ、各国の資金の流れを左右します。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期

以前も同じ位置にあったとき

過去9回のやや熱い局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1974⁠年⁠11⁠月⁠~1974⁠年⁠12⁠月2か月すべてがやや熱い水準1⁠年+25.6%2⁠年+41.1%3⁠年+31.4%
  2. 1978⁠年⁠9⁠月⁠~1979⁠年⁠4⁠月8か月のうち4か月がやや熱い水準1⁠年+4.5%2⁠年+21.8%3⁠年+13.9%
  3. 1980⁠年⁠6⁠月⁠~1980⁠年⁠9⁠月4か月のうち3か月がやや熱い水準・1980 石油危機1⁠年+15.4%2⁠年−4.3%3⁠年+45.2%
  4. 1981⁠年⁠12⁠月⁠~1982⁠年⁠7⁠月8か月のうち3か月がやや熱い水準1⁠年+12.6%2⁠年+32.8%3⁠年+32.9%
  5. 2000⁠年⁠1⁠月⁠~2001⁠年⁠1⁠月13か月すべてがやや熱い水準・2000 ITバブル1⁠年−6.3%2⁠年−20.0%3⁠年−37.2%
  6. 2005⁠年⁠11⁠月⁠~2007⁠年⁠12⁠月26か月すべてがやや熱い水準1⁠年+12.2%2⁠年+18.3%3⁠年−28.6%
  7. 2017⁠年⁠1⁠月⁠~2018⁠年⁠5⁠月17か月すべてがやや熱い水準・2018 株価急落(2⁠月)1⁠年+22.6%2⁠年+14.6%3⁠年+44.1%
  8. 2019⁠年⁠9⁠月⁠~2020⁠年⁠3⁠月7か月すべてがやや熱い水準・2020 コロナ・ショック1⁠年+12.9%2⁠年+49.1%3⁠年+29.1%
  9. 2022⁠年⁠5⁠月⁠~2022⁠年⁠7⁠月3か月すべてがやや熱い水準・2022 インフレと利上げ1⁠年+2.6%2⁠年+29.6%3⁠年+43.8%
  10. 2025⁠年⁠11⁠月⁠~⁠現在11か月すべてがやや熱い水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去にFF金利がやや熱い水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去にFF金利がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、78か月)すべての月(629か月)

その後1⁠年
+7.2%36%が下落
+11.8%22%が下落
その後3⁠年
−1.6%50%が下落
+33.0%13%が下落
その後5⁠年
+3.7%43%が下落
+60.7%15%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):FF金利がやや熱い水準だった月は−37.3%、すべての月は−4.1%。

やや熱い水準だった月は、わずか9回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

FF金利そのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じくやや熱い水準だったときの、FF金利のその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻ったやや熱い水準以上にとどまった
その後1⁠年67やや熱い14%54%
その後3⁠年23やや冷たい18%22%
その後5⁠年32やや冷たい11%33%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1974⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+7.9%/年
すべての月
+9.1%/年
最も冷たい20%
+10.7%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

FF金利と関係する指標

米インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き

インフレが目標を上回ると、中央銀行は利上げで需要を抑える

今号:米インフレ率は64(やや熱い)、FF金利は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.53・48期間中37期間で向きが一致

FF金利からイールドカーブ一般的な説明:因果・逆向き

利上げはまず短期金利を押し上げ、カーブは平坦化するか逆イールドになる

今号:FF金利は72(やや熱い)、イールドカーブは41(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

データが支持一致度 +0.77・48期間中46期間で向きが一致

コア​インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き

FRBの2%目標は物価全体で測るが、食品とエネルギーを除いたコアインフレで基調を判断する

今号:コア​インフレ率は35(やや冷たい)、FF金利は72(やや熱い)――コア​インフレ率は平常より低く、FF金利は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。

弱いか時期による一致度 +0.65・44期間中31期間で向きが一致

失業率からFF金利一般的な説明:因果・逆向き

失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)

今号:失業率は44(中立)、FF金利は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

弱いか時期による一致度 +0.30・48期間中43期間で向きが一致

FF金利から利上げ超の​割合一般的な説明:波及・同じ向き

FRBが方向を変えると、ほかの中央銀行も追随することが多い

今号:FF金利は72(やや熱い)、利上げ超の​割合は82(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.19・47期間中36期間で向きが一致

数値

数値の推移

単位:%。データ:米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)
頻度
月次
位置の計算開始
1974⁠年⁠5⁠月
測り方
差:当月 − 直近10⁠年平均(%ポイント)。位置=この差の、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
%
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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