世界の振り子GLOBAL PENDULUM
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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

米国株 → 企業​景況感

一般的な説明(波及・同じ向き):株価上昇は景気と企業収益の改善を示し、企業の景況感が高まる。

今号:米国株は94(熱い)、企業​景況感は22(やや冷たい)――米国株は平常より高く、企業​景況感は平常より低く、一般的な説明の向きと一致していません。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

米国株:94(直近10⁠年平均より84.4%高い)。企業​景況感:22(現在 99.24)。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明株価上昇は景気と企業収益の改善を示し、企業の景況感が高まる出典:カンザスシティ連銀「Do Changes in the Stock Market Affect Consumer and Business Confidence?」(2019⁠年)。同記事が使っているのは米国の中小企業楽観指数で、当サイトのOECD企業景況感ではありません。また、景況感の側も株価を予測することが示されています。
  2. 当サイトのデータによる実測位置で見る(それぞれ自分の平常と比べ、高低がそろって動くか):米国株と3⁠か⁠月後の企業​景況感の一致度は−0.05。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、36期間中24期間で向きが一致しました。変化で見る(それぞれの位置の過去12⁠か⁠月の変化、上下動がそろうか):一致度は+0.26。35期間中28期間で向きが一致しました。位置で見ると:多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、歴史全体では見えないとしています。
    位置24/36
    変化28/35
    1マスが5⁠年間の期間(1⁠年ずつずらしたもの)です。塗りつぶし=一般的な説明と向きが一致、枠だけ=不一致。
    弱いか時期による
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見て(前後の期間は重なります)、向きが合わなかった期間にかかる年。位置(36期間):1985⁠~⁠2005、2009⁠~⁠2016/変化(35期間):1990⁠~⁠2002。
  4. 予測できるか予測の検定(過去の検定で、上の「いまどこにいるか」とは関係なく、当サイトによる将来の予測でもありません):米国株の過去12⁠か⁠月のデータを加えると、企業​景況感をより正確に予測できるか。結果:予測の関係は見えない(p⁠=⁠0.159、小さいほど偶然とは考えにくい)。推計に使っていない直近の期間で実際に予測した誤差は2.5%増。見えない

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:シラー教授(Robert J. Shiller)の公開データ。OECD 企業景況感・消費者信頼感指標。位置は当サイトが計算。

米国株企業​景況感

限界

このカードでは言えないこと

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