米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き
米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する
今号:米国株は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致
グローバル・アンカー|資産|株式市場
94熱い両端に振れている
直近10年平均より84.4%高い|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
S&P 500指数の月平均(シラー教授がまとめたもの、1871年以降)。
世界の株式時価総額の約半分を占め、世界のリスク選好は米国株に連動しがちです。
S&P 500の月平均。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に米国株が熱い水準だった月(現在の局面を除く、507か月)すべての月(1631か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):米国株が熱い水準だった月は−8.3%、すべての月は−10.5%。
熱い水準だった月は、わずか10回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | 熱い水準以上にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 91熱い | 4% | 76% |
| その後3年 | 87熱い | 5% | 64% |
| その後5年 | 80やや熱い | 14% | 50% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1890~2021年の各月について、その後5年間の米国株の価格の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き
米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する
今号:米国株は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致
米国株から台湾株一般的な説明:波及・同じ向き
台湾株は電子・半導体の比重が高く、米国株との連動性が高い
今号:米国株は94(熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.62・15期間中14期間で向きが一致
信用スプレッドから米国株一般的な説明:因果・逆向き
信用スプレッドの拡大=企業の資金調達コストの上昇とデフォルトリスクの高まりで、株価が圧迫される
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、米国株は94(熱い)――信用スプレッドは平常より低く、米国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.47・39期間中24期間で向きが一致
FRB資産から米国株一般的な説明:因果・同じ向き
FRBの大量の国債購入(量的緩和)が長期金利を押し下げ、投資家が債券を手放した資金を株式などに振り向けることで、株価が支えられる
今号:FRB資産は42(中立)、米国株は94(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.06・8期間中6期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
景気先行指数から米国株一般的な説明:川上・川下・同じ向き
景気が良い→企業利益→株価
今号:景気先行指数は42(中立)、米国株は94(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.03・51期間中34期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
米国株と各国の住宅価格は連動しやすい組み合わせです:どちらも金利と資金の緩み・締まりに動かされる。両者は同根のため、関係としては描きません。
数値
データと出所