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信用と金融ストレス

米国債利回りの実際の変動

38やや冷たい

現在 64bp(年率換算)|2026⁠年⁠10⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100米国債​変動率

これは何か

米国債​変動率:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

毎月、米国10⁠年国債利回りの日々の変化の標準偏差をとり、1⁠年あたりの幅(ベーシスポイント)に換算したもの。

なぜ重要か

金利が大きく揺れると、あらゆる資産の割引率が不安定になります。

公開データによる代替当サイトは「MOVE指数(米国債の変動性)」の代わりにこの指標を使っています:MOVEは、米国債のオプション価格から市場が「予想する」金利の変動を推計する。当サイトは、米国10⁠年国債利回りの過去1か月の日々の「実際に起きた」変動幅を独自に計算している。どちらも米国債利回りの揺れの大きさを測るが、一方は予想、もう一方は実績を見ており、数字は異なる。測っているものは近いが、同じ数字ではない。

毎月の日次利回り変化の標準偏差を、年率に換算したもの。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:米連邦準備制度理事会 H.15 の10⁠年国債の日次利回りから当サイトが計算(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや冷たい水準だった時期

以前も同じ位置にあったとき

過去11回のやや冷たい局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1972⁠年⁠2⁠月⁠~1974⁠年⁠2⁠月25か月のうち11か月がやや冷たい水準1⁠年+8.6%2⁠年−11.2%3⁠年−23.9%
  2. 1976⁠年⁠6⁠月1か月すべてがやや冷たい水準1⁠年−2.5%2⁠年−4.1%3⁠年−0.1%
  3. 1977⁠年⁠8⁠月⁠~1978⁠年⁠6⁠月11か月のうち5か月がやや冷たい水準1⁠年+6.3%2⁠年+9.9%3⁠年+26.3%
  4. 1991⁠年⁠7⁠月⁠~1992⁠年⁠12⁠月18か月のうち4か月がやや冷たい水準1⁠年+9.2%2⁠年+17.6%3⁠年+18.7%
  5. 1995⁠年⁠4⁠月⁠~1995⁠年⁠10⁠月7か月のうち2か月がやや冷たい水準1⁠年+27.4%2⁠年+50.4%3⁠年+119.0%
  6. 1997⁠年⁠3⁠月⁠~1998⁠年⁠8⁠月18か月のうち4か月がやや冷たい水準1⁠年+35.9%2⁠年+61.8%3⁠年+82.1%
  7. 1999⁠年⁠11⁠月⁠~2003⁠年⁠2⁠月40か月のうち7か月がやや冷たい水準・2000 ITバブル1⁠年−0.9%2⁠年−18.8%3⁠年−34.6%
  8. 2005⁠年⁠1⁠月⁠~2007⁠年⁠4⁠月28か月のうち18か月がやや冷たい水準1⁠年+8.2%2⁠年+20.5%3⁠年+16.7%
  9. 2009⁠年⁠11⁠月1か月すべてがやや冷たい水準1⁠年+10.2%2⁠年+12.7%3⁠年+28.2%
  10. 2011⁠年⁠4⁠月⁠~2014⁠年⁠11⁠月44か月のうち21か月がやや冷たい水準・2011 欧州債務危機1⁠年+4.1%2⁠年+18.0%3⁠年+40.0%
  11. 2016⁠年⁠1⁠月⁠~2021⁠年⁠12⁠月72か月のうち37か月がやや冷たい水準・2018 株価急落(2⁠月)、2020 コロナ・ショック1⁠年+18.6%2⁠年+45.4%3⁠年+35.9%
  12. 2024⁠年⁠9⁠月⁠~⁠現在26か月のうち9か月がやや冷たい水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去に米国債​変動率がやや冷たい水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去に米国債​変動率がやや冷たい水準だった月(現在の局面を除く、111か月)すべての月(659か月)

その後1⁠年
+9.4%24%が下落
+11.4%24%が下落
その後3⁠年
+26.4%28%が下落
+31.4%16%が下落
その後5⁠年
+54.3%26%が下落
+58.5%18%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):米国債​変動率がやや冷たい水準だった月は−5.3%、すべての月は−5.1%。

やや冷たい水準だった月は、わずか11回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

米国債​変動率そのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じくやや冷たい水準だったときの、米国債​変動率のその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻ったやや冷たい水準以下にとどまった
その後1⁠年50中立31%34%
その後3⁠年60中立25%25%
その後5⁠年52中立23%32%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1971⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+11.3%/年
すべての月
+8.6%/年
最も冷たい20%
+7.6%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

米国債​変動率と関係する指標

米国債​変動率から世界株一般的な説明:波及・逆向き

金利が大きく揺れると、あらゆる資産の割引率が不安定になり、リスク資産がそろって圧迫される

今号:米国債​変動率は38(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――米国債​変動率は平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

当サイトのデータでは見えない一致度 −0.15・45期間中35期間で向きが一致

多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。

米国債​変動率と金融​ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。

数値

数値の推移

単位:bp(年率換算)。データ:米連邦準備制度理事会 H.15 の10⁠年国債の日次利回りから当サイトが計算(FRED 経由、セントルイス連銀)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
米連邦準備制度理事会 H.15 の10⁠年国債の日次利回りから当サイトが計算(FRED 経由、セントルイス連銀)
頻度
月次
位置の計算開始
1971⁠年⁠12⁠月
測り方
位置=数値そのものの、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
bp(年率換算)
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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