金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい
今号:金融ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
企業が借り入れでどれだけ余分に払うか、銀行の融資姿勢(緩和・厳格化)、市場の緊張の度合い。この分類の数字が高い(熱い)=市場が緊張し、借り入れが難しい状態、低い(冷たい)=市場が落ち着き、債務不履行をあまり恐れていない状態です。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。
今号のまとめ
この分類の5指標を合わせると36やや冷たいです。
その他:融資基準 49(中立)、米国債変動率 38(やや冷たい)、OFRストレス 36(やや冷たい)、金融ストレス 12(冷たい)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類を合わせると
毎月、各指標の位置の中央値をとり、1989年までさかのぼって計算しています(高いほど=信用・金融ストレスが大きい)。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや冷たい水準だった時期
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
棒=累計騰落率の中央値過去に信用と金融ストレスがやや冷たい水準だった月(現在の局面を除く、109か月)すべての月(443か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):信用と金融ストレスがやや冷たい水準だった月は−4.7%、すべての月は−4.7%。
「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
1989~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい
今号:金融ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
OFRストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される
今号:OFRストレスは36(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――OFRストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致
信用スプレッドから米国株一般的な説明:因果・逆向き
信用スプレッドの拡大=企業の資金調達コストの上昇とデフォルトリスクの高まりで、株価が圧迫される
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、米国株は94(熱い)――信用スプレッドは平常より低く、米国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.47・39期間中24期間で向きが一致
金融ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む
今号:金融ストレスは12(冷たい)、金は84(熱い)――金融ストレスは平常より低く、金は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。
弱いか時期による一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致
融資基準から信用スプレッド一般的な説明:因果・同じ向き
銀行が融資を絞ると、企業の借り入れが難しくなり、コストも上がる
今号:融資基準は49(中立)、信用スプレッドは9(冷たい)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.09・4期間中3期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
信用スプレッドから景気先行指数一般的な説明:因果・逆向き
信用の引き締まりが投資と雇用を抑える
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、景気先行指数は42(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.02・39期間中20期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
金融ストレスからドル一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、資金が安全を求めてドルに集まる
今号:金融ストレスは12(冷たい)、ドルは45(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.10・8期間中8期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
米国債変動率から世界株一般的な説明:波及・逆向き
金利が大きく揺れると、あらゆる資産の割引率が不安定になり、リスク資産がそろって圧迫される
今号:米国債変動率は38(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――米国債変動率は平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.15・45期間中35期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。