米インフレ率から各国政策金利一般的な説明:因果・同じ向き
各国のインフレが目標を上回ると、その国の中央銀行が利上げする
今号:米インフレ率は64(やや熱い)、各国政策金利は85(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.54・14期間中14期間で向きが一致
中央銀行と資金
85熱い
各国・地域の位置の中央値|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
米国、ユーロ圏、日本、英国、中国、韓国、インド、ブラジル、台湾の中央銀行の政策金利。代表値は各国・地域の位置の中央値です。
各国の中央銀行がそろって引き締めているか緩めているかを見るほうが、FRBだけを見るよりも、世界の資金の緩み・締まりがよく分かります。
各国が政策手段を変えた場合、BISは当時の手段に合わせてデータをつないでいます。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期
サンプルが短い:位置の計算は2007年からで(30年未満)、結論はより慎重に読む必要があります。
| 国・地域 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|
| ブラジル | 91 | 熱い両端に振れている | 2026年9月 |
| 台湾(再割引率) | 89 | 熱い | 2026年8月 |
| 韓国 | 86 | 熱い | 2026年9月 |
| ユーロ圏 | 85 | 熱い | 2026年9月 |
| 日本 | 85 | 熱い | 2026年9月 |
| 米国 | 74 | やや熱い | 2026年9月 |
| 英国 | 73 | やや熱い | 2026年9月 |
| 中国 | 55 | 中立 | 2026年9月 |
| インド | 26 | やや冷たい | 2026年6月 |
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録過去に同じく熱い水準だった月は9か月で、2回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
2007~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
米インフレ率から各国政策金利一般的な説明:因果・同じ向き
各国のインフレが目標を上回ると、その国の中央銀行が利上げする
今号:米インフレ率は64(やや熱い)、各国政策金利は85(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.54・14期間中14期間で向きが一致
各国政策金利から独10年金利一般的な説明:因果・同じ向き
政策金利が短期金利を決め、長期金利を動かす(欧州中央銀行→ドイツ国債)
今号:各国政策金利は85(熱い)、独10年金利は100(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.40・12期間中6期間で向きが一致
データと出所