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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

中央銀行と資金

各国の中央銀行の金利とバランスシート:お金の源。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10⁠年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10⁠年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。

今号のまとめ

今号、歴史的な両端に振れている指標はありません。

それぞれの位置:各国​政策金利 85(熱い)、利上げ超の​割合 82(熱い)、FF金利 72(やや熱い)、FRB資産 42(中立)。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

各指標の位置

この分類は合成しない

指標ごとの推移

この分類は一つの数字にまとめません。「高い」の意味が違うからです。金利が高いのはお金を借りるのが高くつくこと、FRBの資産が多いのは世の中に出回るお金が多いことです。足すと打ち消し合うので、指標ごとに推移を描いています。

どの指標と関係するか

中央銀行と資金に関わる関係

米インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き

インフレが目標を上回ると、中央銀行は利上げで需要を抑える

今号:米インフレ率は64(やや熱い)、FF金利は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.53・48期間中37期間で向きが一致

FF金利からイールドカーブ一般的な説明:因果・逆向き

利上げはまず短期金利を押し上げ、カーブは平坦化するか逆イールドになる

今号:FF金利は72(やや熱い)、イールドカーブは41(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

データが支持一致度 +0.77・48期間中46期間で向きが一致

米インフレ率から各国​政策金利一般的な説明:因果・同じ向き

各国のインフレが目標を上回ると、その国の中央銀行が利上げする

今号:米インフレ率は64(やや熱い)、各国​政策金利は85(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.54・14期間中14期間で向きが一致

各国​政策金利から独10⁠年金利一般的な説明:因果・同じ向き

政策金利が短期金利を決め、長期金利を動かす(欧州中央銀行→ドイツ国債)

今号:各国​政策金利は85(熱い)、独10⁠年金利は100(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.40・12期間中6期間で向きが一致

コア​インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き

FRBの2%目標は物価全体で測るが、食品とエネルギーを除いたコアインフレで基調を判断する

今号:コア​インフレ率は35(やや冷たい)、FF金利は72(やや熱い)――コア​インフレ率は平常より低く、FF金利は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。

弱いか時期による一致度 +0.65・44期間中31期間で向きが一致

失業率からFF金利一般的な説明:因果・逆向き

失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)

今号:失業率は44(中立)、FF金利は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

弱いか時期による一致度 +0.30・48期間中43期間で向きが一致

FF金利から利上げ超の​割合一般的な説明:波及・同じ向き

FRBが方向を変えると、ほかの中央銀行も追随することが多い

今号:FF金利は72(やや熱い)、利上げ超の​割合は82(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.19・47期間中36期間で向きが一致

FRB資産から米国株一般的な説明:因果・同じ向き

FRBの大量の国債購入(量的緩和)が長期金利を押し下げ、投資家が債券を手放した資金を株式などに振り向けることで、株価が支えられる

今号:FRB資産は42(中立)、米国株は94(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

当サイトのデータでは見えない一致度 +0.06・8期間中6期間で向きが一致

多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。

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