これは何か
FRB資産:何を測り、なぜ重要か
何を測るか
FRBの総資産の前年比の増減率。量的緩和のときは拡大し、資産を縮小するときは減ります。
なぜ重要か
量的緩和は市場に出回るお金を増やし、資産縮小はその逆です。2008年以降、重要な政策手段になりました。
バランスシートの前年比。高いほど=拡大が速い。
いまどこにいるか
位置の推移
データ:米連邦準備制度理事会 H.4.1(WALCL)(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく中立水準だった時期
サンプルが短い:位置の計算は2013年からで(30年未満)、結論はより慎重に読む必要があります。
以前も同じ位置にあったとき
過去3回の中立局面と、現在の局面
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
- 2015年1月~2015年4月4か月すべてが中立水準1年−5.4%2年+12.2%3年+37.6%
- 2020年2月1か月すべてが中立水準・2020 コロナ・ショック1年+18.5%2年+35.4%3年+24.5%
- 2022年8月~2022年9月2か月すべてが中立水準・2022 インフレと利上げ1年+7.2%2年+31.7%3年+54.1%
- 2026年8月~現在3か月すべてが中立水準この局面は継続中
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は中立水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録過去に同じく中立水準だった月は7か月で、3回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
過去に明確な関係は見られない
2013~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
FRB資産と関係する指標
FRB資産 → から米国株一般的な説明:因果・同じ向き
FRBの大量の国債購入(量的緩和)が長期金利を押し下げ、投資家が債券を手放した資金を株式などに振り向けることで、株価が支えられる
今号:FRB資産は42(中立)、米国株は94(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
●○○当サイトのデータでは見えない一致度 +0.06・8期間中6期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
数値
数値の推移
単位:%(前年比)。データ:米連邦準備制度理事会 H.4.1(WALCL)(FRED 経由、セントルイス連銀)。データと出所
データの出所と計算方法
- 出所
- 米連邦準備制度理事会 H.4.1(WALCL)(FRED 経由、セントルイス連銀)
- 頻度
- 月次
- 位置の計算開始
- 2013年11月(サンプルが短い)
- 単位
- %(前年比)
- 利用条件
- オープンライセンス(出所を明記)