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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

米国株 → 失業率

一般的な説明(波及・逆向き):株価下落で資産が目減りし、需要と雇用が減って失業率が上がる。

今号:米国株は94(熱い)、失業率は44(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

米国株:94(直近10⁠年平均より84.4%高い)。失業率:44(直近10⁠年平均より0.33%ポイント低い(ふだんと同じくらいの下回り方))。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明株価下落で資産が目減りし、需要と雇用が減って失業率が上がる出典:全米経済研究所(NBER)「The Stock Market Crash Really Did Cause the Great Recession」(2013⁠年)。同論文は統計上株式市場が先に動くことを示しているだけで、先行期間は書いていません。当サイトは「米国株→非農業雇用者数」(同じく資産効果)の0⁠~⁠24⁠か⁠月を当てはめています。
  2. 当サイトのデータによる実測位置で見る(それぞれ自分の平常と比べ、高低がそろって動くか):米国株と12⁠か⁠月後の失業率の一致度は+0.69(逆向きの関係なので、元の相関係数は−0.69で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、54期間中45期間で向きが一致しました。変化で見る(それぞれの位置の過去12⁠か⁠月の変化、上下動がそろうか):一致度は+0.34。53期間中40期間で向きが一致しました。二つの物差しの結論が違います。長期の高低はそろって動きますが、1⁠年以内の上下動はそろわないことが多いです(変化で見ると「弱い」)。
    位置45/54
    変化40/53
    1マスが5⁠年間の期間(1⁠年ずつずらしたもの)です。塗りつぶし=一般的な説明と向きが一致、枠だけ=不一致。
    一つの物差しが支持
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見て(前後の期間は重なります)、向きが合わなかった期間にかかる年。位置(54期間):1975⁠~⁠1982、1989⁠~⁠1996、2000⁠~⁠2005、2014⁠~⁠2020/変化(53期間):1974⁠~⁠1982、1987⁠~⁠1998、2002⁠~⁠2009。
  4. 予測できるか予測の検定(過去の検定で、上の「いまどこにいるか」とは関係なく、当サイトによる将来の予測でもありません):米国株の過去12⁠か⁠月のデータを加えると、失業率をより正確に予測できるか。結果:最も確かな層(p⁠<⁠0.001、小さいほど偶然とは考えにくい)。推計に使っていない直近の期間で実際に予測した誤差は0.8%減。最も確かな層

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:シラー教授(Robert J. Shiller)の公開データ。米労働統計局(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

米国株失業率

時間差

どれだけの時間差で最もよく重なるか?

棒が長いほど、一般的な説明の向きどおりにそろって動いています(数字は一致度)。

限界

このカードでは言えないこと

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