いまどこにいるか
今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか
実質金利:100(現在 2.89%)。各国の実質住宅価格:22(各国・地域の位置の中央値)。
検証
この関係は成り立つか
- 一般的な説明実質金利が上がると、各国の住宅価格がその後弱まる出典:米連邦準備制度理事会(FRB)「House Prices and Monetary Policy: A Cross-Country Study」(2005年)。出典は各国自身の実質長期金利を使っています。米国10年物実質金利で各国を代表させているのは当サイトの簡略化です。出典の「4四半期」は、住宅価格の44回のピークの前に実質金利が上がり始めた時期の中央値です。
- 当サイトのデータによる実測位置で見る(それぞれ自分の平常と比べ、高低がそろって動くか):実質金利と12か月後の各国の実質住宅価格の一致度は+0.68(逆向きの関係なので、元の相関係数は−0.68で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5年間の期間を1年ずつずらしながら見ると、8期間中6期間で向きが一致しました。データは2013年以降のみ。変化で見る(それぞれの位置の過去12か月の変化、上下動がそろうか):一致度は+0.61。7期間すべてで向きが一致しましたが、過去にそうだったからといって、今後もそうなるとは限りません。
二つの物差しとも支持位置6/8変化7/71マスが5年間の期間(1年ずつずらしたもの)です。塗りつぶし=一般的な説明と向きが一致、枠だけ=不一致。 - 成り立たなかった時期5年間の期間を1年ずつずらして見て(前後の期間は重なります)、向きが合わなかった期間にかかる年。位置(8期間):2013~2018/変化(7期間):なし。
- 予測できるか予測の検定(過去の検定で、上の「いまどこにいるか」とは関係なく、当サイトによる将来の予測でもありません):実質金利の過去12か月のデータを加えると、各国の実質住宅価格をより正確に予測できるか。結果:予測の関係は見えない(p=0.726、小さいほど偶然とは考えにくい)。推計に使っていない直近の期間で実際に予測した誤差は9.3%増。見えない
歴史の軌跡
2本の線を重ねて見る
実質金利各国の実質住宅価格
時間差
どれだけの時間差で最もよく重なるか?
棒が長いほど、一般的な説明の向きどおりにそろって動いています(数字は一致度)。
限界
このカードでは言えないこと
- 両者が一緒に動いても、一方が他方の原因だとは限りません。
- すべての期間の結果をそのまま載せています。一致しなかった期間も含みます。
- これは過去の記録で、予測ではありません。