世界の振り子GLOBAL PENDULUM
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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

実質金利 → 各国の​実質住宅価格

一般的な説明(直接の仕組み・逆向き):実質金利が上がると、各国の住宅価格がその後弱まる。

今号:実質金利は100(熱い)、各国の​実質住宅価格は22(やや冷たい)――実質金利は平常より高く、各国の​実質住宅価格は平常より低く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100
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いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

実質金利:100(現在 2.89%)。各国の​実質住宅価格:22(各国・地域の位置の中央値)。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明実質金利が上がると、各国の住宅価格がその後弱まる出典:米連邦準備制度理事会(FRB)「House Prices and Monetary Policy: A Cross-Country Study」(2005⁠年)。出典は各国自身の実質長期金利を使っています。米国10⁠年物実質金利で各国を代表させているのは当サイトの簡略化です。出典の「4四半期」は、住宅価格の44回のピークの前に実質金利が上がり始めた時期の中央値です。
  2. 当サイトのデータによる実測位置で見る(それぞれ自分の平常と比べ、高低がそろって動くか):実質金利と12⁠か⁠月後の各国の​実質住宅価格の一致度は+0.68(逆向きの関係なので、元の相関係数は−0.68で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、8期間中6期間で向きが一致しました。データは2013⁠年以降のみ。変化で見る(それぞれの位置の過去12⁠か⁠月の変化、上下動がそろうか):一致度は+0.61。7期間すべてで向きが一致しましたが、過去にそうだったからといって、今後もそうなるとは限りません。
    位置6/8
    変化7/7
    1マスが5⁠年間の期間(1⁠年ずつずらしたもの)です。塗りつぶし=一般的な説明と向きが一致、枠だけ=不一致。
    二つの物差しとも支持
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見て(前後の期間は重なります)、向きが合わなかった期間にかかる年。位置(8期間):2013⁠~⁠2018/変化(7期間):なし。
  4. 予測できるか予測の検定(過去の検定で、上の「いまどこにいるか」とは関係なく、当サイトによる将来の予測でもありません):実質金利の過去12⁠か⁠月のデータを加えると、各国の​実質住宅価格をより正確に予測できるか。結果:予測の関係は見えない(p⁠=⁠0.726、小さいほど偶然とは考えにくい)。推計に使っていない直近の期間で実際に予測した誤差は9.3%増。見えない

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:米連邦準備制度理事会 H.15(DFII10)(FRED 経由、セントルイス連銀)。国際決済銀行(BIS)住宅価格(インフレ調整後)。位置は当サイトが計算。

実質金利各国の​実質住宅価格

時間差

どれだけの時間差で最もよく重なるか?

棒が長いほど、一般的な説明の向きどおりにそろって動いています(数字は一致度)。

限界

このカードでは言えないこと

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