世界の振り子GLOBAL PENDULUM
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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

ドル → 新興国株

一般的な説明(波及・逆向き):ドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる。

今号:ドルは45(中立)、新興国株は53(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

ドル:直近10⁠年平均より1.3%高いが、ふだんより上回り方は小さい。新興国株:9か国の株価の位置(時価総額加重) 53。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明ドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる出典:国際決済銀行「The broad dollar exchange rate as an EME risk factor」(2020⁠年)。同記事が扱うのは新興国の経済・金融環境で、株価を直接検証してはいません。
  2. 当サイトのデータによる実測一般的な説明の向きで計算すると、ドルと3か月後の新興国株の位置の一致度は+0.56(逆向きの関係なので、元の相関係数は−0.56で、マイナスなら合致するため符号を反転しています)。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、5期間すべてで向きが一致しましたが、過去にそうだったからといって、今後もそうなるとは限りません。データは2017⁠年以降のみ。データが支持
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見た5期間のうち、向きが合わなかった年:なし。

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:国際決済銀行(BIS)ドル名目実効為替レート(広義)。OECD の各国株価の位置を世界銀行の時価総額で加重し、先進国と新興国の2グループに分けたもの(当サイトが計算)。位置は当サイトが計算。

ドル新興国株

時間差

どれだけの時間差で最もよく重なるか?

棒が長いほど、一般的な説明の向きどおりにそろって動いています(数字は一致度)。

限界

このカードでは言えないこと

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