世界の振り子GLOBAL PENDULUM
日本語

雇用

米国の平均時給

22やや冷たい

直近10⁠年平均より0.86%ポイント低い|2026⁠年⁠9⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100賃金

これは何か

賃金:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

米国の生産・非管理職労働者の平均時給の前年同月比。

なぜ重要か

賃金はサービス価格の主なコストで、インフレが下がるかどうかを左右します。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:米労働統計局(生産・非管理職の時間当たり賃金)(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや冷たい水準だった時期

以前も同じ位置にあったとき

過去5回のやや冷たい局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1987⁠年⁠4⁠月⁠~1988⁠年⁠3⁠月12か月のうち11か月がやや冷たい水準・1987 ブラックマンデー1⁠年−9.2%2⁠年+4.5%3⁠年+16.9%
  2. 1992⁠年⁠5⁠月⁠~1992⁠年⁠7⁠月3か月のうち2か月がやや冷たい水準1⁠年+7.3%2⁠年+8.7%3⁠年+26.3%
  3. 2002⁠年⁠3⁠月⁠~2005⁠年⁠9⁠月43か月のうち30か月がやや冷たい水準1⁠年−26.6%2⁠年−2.6%3⁠年+3.6%
  4. 2009⁠年⁠6⁠月⁠~2013⁠年⁠7⁠月50か月のうち42か月がやや冷たい水準・2009 株価の底、2011 欧州債務危機1⁠年+17.0%2⁠年+39.0%3⁠年+42.9%
  5. 2014⁠年⁠9⁠月⁠~2015⁠年⁠9⁠月13か月のうち9か月がやや冷たい水準1⁠年−2.4%2⁠年+8.3%3⁠年+25.1%
  6. 2026⁠年⁠3⁠月⁠~⁠現在7か月すべてがやや冷たい水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去に賃金がやや冷たい水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去に賃金がやや冷たい水準だった月(現在の局面を除く、94か月)すべての月(503か月)

その後1⁠年
+8.0%19%が下落
+12.4%20%が下落
その後3⁠年
+31.5%2%が下落
+33.8%15%が下落
その後5⁠年
+55.4%22%が下落
+61.9%19%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):賃金がやや冷たい水準だった月は−6.5%、すべての月は−3.6%。

やや冷たい水準だった月は、わずか5回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

賃金そのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じくやや冷たい水準だったときの、賃金のその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻ったやや冷たい水準以下にとどまった
その後1⁠年38やや冷たい40%52%
その後3⁠年55中立36%24%
その後5⁠年55中立40%27%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1984⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+5.7%/年
すべての月
+8.8%/年
最も冷たい20%
+8.7%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

賃金と関係する指標

賃金からコア​インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き

サービス業は人手が中心のため、賃金がサービス価格を押し上げる

今号:賃金は22(やや冷たい)、コア​インフレ率は35(やや冷たい)――どちらも平常より低く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.46・37期間中22期間で向きが一致

数値

数値の推移

単位:%(前年比)。データ:米労働統計局(生産・非管理職の時間当たり賃金)(FRED 経由、セントルイス連銀)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
米労働統計局(生産・非管理職の時間当たり賃金)(FRED 経由、セントルイス連銀)
頻度
月次
位置の計算開始
1984⁠年⁠11⁠月
測り方
差:当月 − 直近10⁠年平均(%ポイント)。位置=この差の、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
%(前年比)
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

雇用に戻る