世界の振り子GLOBAL PENDULUM
日本語

第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

雇用

米国の雇用者数、失業率、賃金。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10⁠年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10⁠年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。

今号のまとめ

今号、歴史的な両端に振れている指標はありません。

それぞれの位置:失業率 44(中立)、非農業​雇用者数 28(やや冷たい)、賃金 22(やや冷たい)。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100
振り子(目盛り)にマウスを合わせると名前が表示され、クリックするとその指標のページへ移動します。振り子(目盛り)をタップすると名前が表示され、もう一度タップするとその指標のページへ移動します。

いまどこにいるか

各指標の位置

この分類は合成しない

指標ごとの推移

この分類は一つの数字にまとめません。「高い」の意味が逆だからです。失業率が高いのは仕事が見つけにくいこと、雇用者数や賃金が高いのは仕事が見つけやすく収入が増えていることです。そのため指標ごとに推移を描いています。

どの指標と関係するか

雇用に関わる関係

非農業​雇用者数から失業率一般的な説明:川上・川下・逆向き

新たな雇用が減ると、失業率が上がる

今号:非農業​雇用者数は28(やや冷たい)、失業率は44(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

データが支持一致度 +0.50・54期間中49期間で向きが一致

失業率からFF金利一般的な説明:因果・逆向き

失業が増えると、中央銀行は利下げで雇用を支える(FRBの二大責務)

今号:失業率は44(中立)、FF金利は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

弱いか時期による一致度 +0.30・48期間中43期間で向きが一致

賃金からコア​インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き

サービス業は人手が中心のため、賃金がサービス価格を押し上げる

今号:賃金は22(やや冷たい)、コア​インフレ率は35(やや冷たい)――どちらも平常より低く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.46・37期間中22期間で向きが一致

全指標に戻る