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物価

米国のコアインフレ率

35やや冷たい

直近10⁠年平均より0.56%ポイント低い|2026⁠年⁠9⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100コア​インフレ率

これは何か

コア​インフレ率:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

食品とエネルギーを除いた米国の消費者物価の前年同月比。FRBが重視するコアPCE物価も載せています。

なぜ重要か

食品とエネルギーは変動が大きいため、コアインフレのほうがインフレの趨勢をよく示します。

2025⁠年⁠10⁠月は公式データが公表されませんでした(米政府機関の閉鎖)。当サイトが前後2か月から直線で補っています。

食品とエネルギーを除く。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:米労働統計局(コア CPI)、米経済分析局(コア PCE)(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや冷たい水準だった時期

各項目の位置

項目パーセンタイル熱さ・冷たさデータ時点
コアPCE物価63やや熱い2026⁠年⁠8⁠月

以前も同じ位置にあったとき

過去6回のやや冷たい局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1977⁠年⁠11⁠月⁠~1978⁠年⁠6⁠月8か月すべてがやや冷たい水準1⁠年+0.5%2⁠年+10.0%3⁠年+43.9%
  2. 1981⁠年⁠12⁠月⁠~1982⁠年⁠5⁠月6か月すべてがやや冷たい水準1⁠年+12.6%2⁠年+32.8%3⁠年+32.9%
  3. 1987⁠年⁠9⁠月⁠~1999⁠年⁠12⁠月148か月のうち136か月がやや冷たい水準・1987 ブラックマンデー、2000 ITバブル1⁠年−15.9%2⁠年+9.0%3⁠年−1.0%
  4. 2003⁠年⁠4⁠月⁠~2004⁠年⁠2⁠月11か月のうち10か月がやや冷たい水準1⁠年+27.3%2⁠年+30.8%3⁠年+46.3%
  5. 2010⁠年⁠2⁠月⁠~2011⁠年⁠1⁠月12か月のうち11か月がやや冷たい水準1⁠年+21.3%2⁠年+24.2%3⁠年+38.9%
  6. 2020⁠年⁠5⁠月⁠~2021⁠年⁠2⁠月10か月のうち4か月がやや冷たい水準・2020 コロナ・ショック1⁠年+42.8%2⁠年+38.4%3⁠年+42.0%
  7. 2025⁠年⁠11⁠月⁠~⁠現在11か月のうち9か月がやや冷たい水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去にコア​インフレ率がやや冷たい水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去にコア​インフレ率がやや冷たい水準だった月(現在の局面を除く、175か月)すべての月(587か月)

その後1⁠年
+12.6%8%が下落
+12.2%20%が下落
その後3⁠年
+41.2%8%が下落
+34.8%13%が下落
その後5⁠年
+70.8%19%が下落
+65.0%16%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):コア​インフレ率がやや冷たい水準だった月は−1.8%、すべての月は−3.7%。

やや冷たい水準だった月は、わずか6回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

コア​インフレ率そのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じくやや冷たい水準だったときの、コア​インフレ率のその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻ったやや冷たい水準以下にとどまった
その後1⁠年34やや冷たい22%67%
その後3⁠年38やや冷たい34%55%
その後5⁠年36やや冷たい34%58%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1977⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+10.0%/年
すべての月
+9.4%/年
最も冷たい20%
+10.0%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

コア​インフレ率と関係する指標

コア​インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き

FRBの2%目標は物価全体で測るが、食品とエネルギーを除いたコアインフレで基調を判断する

今号:コア​インフレ率は35(やや冷たい)、FF金利は72(やや熱い)――コア​インフレ率は平常より低く、FF金利は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。

弱いか時期による一致度 +0.65・44期間中31期間で向きが一致

賃金からコア​インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き

サービス業は人手が中心のため、賃金がサービス価格を押し上げる

今号:賃金は22(やや冷たい)、コア​インフレ率は35(やや冷たい)――どちらも平常より低く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.46・37期間中22期間で向きが一致

数値

数値の推移

単位:%(前年比)。データ:米労働統計局(コア CPI)、米経済分析局(コア PCE)(FRED 経由、セントルイス連銀)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
米労働統計局(コア CPI)、米経済分析局(コア PCE)(FRED 経由、セントルイス連銀)
頻度
月次
位置の計算開始
1977⁠年⁠11⁠月
測り方
差:当月 − 直近10⁠年平均(%ポイント)。位置=この差の、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
%(前年比)
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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