世界の振り子GLOBAL PENDULUM
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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

商品総合 → 米インフレ率

一般的な説明(川上・川下・同じ向き):エネルギー・食料・原材料の値上がりが、燃料・食品・生産コストを通じて物価に転嫁される。

今号:商品総合は73(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

今号、二つの指標はそれぞれどこにあるか

商品総合:73(直近10⁠年平均より47.4%高い)。米インフレ率:64(直近10⁠年平均より0.41%ポイント高い)。

検証

この関係は成り立つか

  1. 一般的な説明エネルギー・食料・原材料の値上がりが、燃料・食品・生産コストを通じて物価に転嫁される出典:米連邦準備制度理事会(FRB)「Commodity Prices, the Economic Outlook, and Monetary Policy」(2011⁠年)。講演者個人の見解で、2010⁠~⁠2011⁠年の局面についての話であり、PCE物価を使っています。他の財への波及は穏やかで一時的だとも述べています。
  2. 当サイトのデータによる実測位置で見る(それぞれ自分の平常と比べ、高低がそろって動くか):商品総合と3⁠か⁠月後の米インフレ率の一致度は+0.56。5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらしながら見ると、42期間中39期間で向きが一致しました。変化で見る(それぞれの位置の過去12⁠か⁠月の変化、上下動がそろうか):一致度は+0.62。41期間すべてで向きが一致しましたが、過去にそうだったからといって、今後もそうなるとは限りません。
    位置39/42
    変化41/41
    1マスが5⁠年間の期間(1⁠年ずつずらしたもの)です。塗りつぶし=一般的な説明と向きが一致、枠だけ=不一致。
    二つの物差しとも支持
  3. 成り立たなかった時期5⁠年間の期間を1⁠年ずつずらして見て(前後の期間は重なります)、向きが合わなかった期間にかかる年。位置(42期間):1981⁠~⁠1987、2012⁠~⁠2017/変化(41期間):なし。
  4. 予測できるか予測の検定(過去の検定で、上の「いまどこにいるか」とは関係なく、当サイトによる将来の予測でもありません):商品総合の過去12⁠か⁠月のデータを加えると、米インフレ率をより正確に予測できるか。結果:最も確かな層(p⁠<⁠0.001、小さいほど偶然とは考えにくい)。推計に使っていない直近の期間で実際に予測した誤差は16.9%減。最も確かな層

歴史の軌跡

2本の線を重ねて見る

データ:世界銀行 Pink Sheet 価格指数(CC BY 4.0)。米国は米労働統計局(FRED 経由、セントルイス連銀)、日本は世界銀行 Global Economic Monitor(CC BY 4.0)、その他は OECD。位置は当サイトが計算。

商品総合米インフレ率

時間差

どれだけの時間差で最もよく重なるか?

棒が長いほど、一般的な説明の向きどおりにそろって動いています(数字は一致度)。

限界

このカードでは言えないこと

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