供給網圧力から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
供給網が詰まって運賃が上がると、モノの値段が上がる
今号:供給網圧力は91(熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.45・14期間中14期間で向きが一致
グローバル・アンカー|景気|物価
64やや熱い
直近10年平均より0.41%ポイント高い|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
消費者物価の前年同月比。代表値は米国で、ユーロ圏、日本、英国、中国、韓国、インドも載せています。
インフレが目標を上回ると、中央銀行は利上げに傾きます。インフレは、金利と株式のバリュエーションを動かす最も重要な要因の一つです。
2025年10月は公式データが公表されませんでした(米政府機関の閉鎖)。当サイトが前後2か月から直線で補っています。
代表値は米国。ユーロ圏は2026年に改定(COICOP 2018)。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
| 国・地域 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|
| ユーロ圏 | 83 | 熱い | 2026年9月 |
| 韓国 | 74 | やや熱い | 2026年9月 |
| 日本 | 68 | やや熱い | 2026年7月 |
| 中国 | 65 | やや熱い | 2026年9月 |
| インド | 60 | やや熱い | 2026年8月 |
| 英国 | 50 | 中立 | 2026年8月 |
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に米インフレ率がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、141か月)すべての月(707か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):米インフレ率がやや熱い水準だった月は−15.6%、すべての月は−6.9%。
やや熱い水準だった月は、わずか14回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | やや熱い水準以上にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 49中立 | 30% | 32% |
| その後3年 | 53中立 | 26% | 44% |
| その後5年 | 50中立 | 19% | 43% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1967~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
供給網圧力から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
供給網が詰まって運賃が上がると、モノの値段が上がる
今号:供給網圧力は91(熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.45・14期間中14期間で向きが一致
米インフレ率からFF金利一般的な説明:因果・同じ向き
インフレが目標を上回ると、中央銀行は利上げで需要を抑える
今号:米インフレ率は64(やや熱い)、FF金利は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.53・48期間中37期間で向きが一致
原油から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
エネルギーは物価の一部であり、輸送と生産のコストでもある
今号:原油は72(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.53・42期間中38期間で向きが一致
米インフレ率から各国政策金利一般的な説明:因果・同じ向き
各国のインフレが目標を上回ると、その国の中央銀行が利上げする
今号:米インフレ率は64(やや熱い)、各国政策金利は85(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.54・14期間中14期間で向きが一致
天然ガスから米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
天然ガスは電気代と暖房費を左右する(欧州で最も顕著)
今号:天然ガスは60(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.39・42期間中25期間で向きが一致
食料から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
食料価格が食品のインフレを押し上げる(新興国ではウエートが高い)
今号:食料は61(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.32・42期間中26期間で向きが一致
数値
データと出所