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エネルギー

天然ガス

60やや熱い

各地域の位置の中央値|2026⁠年⁠9⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100天然ガス

これは何か

天然ガス:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

米国と欧州の天然ガス、日本のLNG(液化天然ガス)の月平均価格。代表値は3地域の位置の中央値です。

なぜ重要か

天然ガスは電気代や暖房費を左右します。2022⁠年の欧州エネルギー危機の主役でした。

欧州は2015⁠年⁠4⁠月からTTFに切り替え。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:世界銀行 Pink Sheet(CC BY 4.0)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期

各地域の位置

地域パーセンタイル熱さ・冷たさデータ時点
欧州80熱い2026⁠年⁠9⁠月
日本(LNG)60やや熱い2026⁠年⁠9⁠月
米国34やや冷たい2026⁠年⁠9⁠月

以前も同じ位置にあったとき

過去9回のやや熱い局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1979⁠年⁠11⁠月⁠~1981⁠年⁠11⁠月25か月のうち13か月がやや熱い水準・1980 石油危機1⁠年+30.9%2⁠年+18.5%3⁠年+33.2%
  2. 1996⁠年⁠11⁠月⁠~1997⁠年⁠1⁠月3か月すべてがやや熱い水準1⁠年+27.6%2⁠年+55.6%3⁠年+89.1%
  3. 2000⁠年⁠1⁠月⁠~2001⁠年⁠9⁠月21か月のうち19か月がやや熱い水準・2000 ITバブル1⁠年−6.3%2⁠年−20.0%3⁠年−37.2%
  4. 2002⁠年⁠12⁠月⁠~2005⁠年⁠7⁠月32か月のうち31か月がやや熱い水準1⁠年+20.2%2⁠年+33.4%3⁠年+40.4%
  5. 2007⁠年⁠1⁠月⁠~2007⁠年⁠12⁠月12か月すべてがやや熱い水準1⁠年−3.2%2⁠年−39.2%3⁠年−21.1%
  6. 2009⁠年⁠2⁠月⁠~2009⁠年⁠3⁠月2か月すべてがやや熱い水準・2009 株価の底1⁠年+35.3%2⁠年+64.1%3⁠年+68.0%
  7. 2011⁠年⁠4⁠月⁠~2013⁠年⁠4⁠月25か月のうち15か月がやや熱い水準・2011 欧州債務危機1⁠年+4.1%2⁠年+18.0%3⁠年+40.0%
  8. 2021⁠年⁠8⁠月⁠~2023⁠年⁠2⁠月19か月のうち10か月がやや熱い水準・2022 インフレと利上げ1⁠年−6.6%2⁠年+0.1%3⁠年+23.0%
  9. 2025⁠年⁠2⁠月1か月すべてがやや熱い水準1⁠年+14.2%2⁠年まだ3⁠年まだ
  10. 2026⁠年⁠8⁠月⁠~⁠現在2か月すべてがやや熱い水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去に天然ガスがやや熱い水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去に天然ガスがやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、106か月)すべての月(563か月)

その後1⁠年
+3.8%44%が下落
+12.4%21%が下落
その後3⁠年
+26.8%29%が下落
+35.3%13%が下落
その後5⁠年
+4.6%46%が下落
+65.4%17%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):天然ガスがやや熱い水準だった月は−23.6%、すべての月は−4.0%。

やや熱い水準だった月は、わずか9回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

天然ガスそのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じくやや熱い水準だったときの、天然ガスのその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻ったやや熱い水準以上にとどまった
その後1⁠年67やや熱い35%60%
その後3⁠年61やや熱い22%51%
その後5⁠年57中立25%42%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去にはある程度の関係があった(将来を示すものではありません)

1979⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+3.4%/年
すべての月
+9.3%/年
最も冷たい20%
+11.0%/年

この期間には、熱い月ほどその後5⁠年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5⁠年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。

どの指標と関係するか

天然ガスと関係する指標

天然ガスから米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き

天然ガスは電気代と暖房費を左右する(欧州で最も顕著)

今号:天然ガスは60(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.39・42期間中25期間で向きが一致

天然ガスから欧州株一般的な説明:川上・川下・逆向き

エネルギーコストの高騰が欧州製造業(特にエネルギー多消費産業)の利益を圧迫し、2022⁠年に最も顕著だった。ただしコストを転嫁できる産業では、株価が下がるとは限らない

今号:天然ガスは60(やや熱い)、欧州株は83(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。

弱いか時期による一致度 +0.41・16期間中10期間で向きが一致

データと出所

データの出所と計算方法

出所
世界銀行 Pink Sheet(CC BY 4.0)
頻度
月次
位置の計算開始
1979⁠年⁠11⁠月
測り方
位置=各地域の位置の中央値
単位
ドル/100万BTU
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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