金融ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む
今号:金融ストレスは12(冷たい)、金は84(熱い)――金融ストレスは平常より低く、金は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。
弱いか時期による一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
金と銀。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。
今号のまとめ
この分類の2指標を合わせると88熱いです。
その他:金 84(熱い)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類を合わせると
毎月、各指標の位置の中央値をとり、1979年までさかのぼって計算しています。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
過去に同じく熱い水準だった月は83か月で、2回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。
「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
1979~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
金融ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む
今号:金融ストレスは12(冷たい)、金は84(熱い)――金融ストレスは平常より低く、金は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。
弱いか時期による一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致
実質金利から金一般的な説明:因果・逆向き
金は利息を生まないため、実質金利が高いほど金を持つ機会費用が大きくなる
今号:実質金利は100(熱い)、金は84(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
当サイトのデータは一般的な説明と逆一致度 −0.44・9期間中7期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体で見ると向きは逆です。関係が時代によって逆転した可能性があります。