FF金利からイールドカーブ一般的な説明:因果・逆向き
利上げはまず短期金利を押し上げ、カーブは平坦化するか逆イールドになる
今号:FF金利は72(やや熱い)、イールドカーブは41(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.77・48期間中46期間で向きが一致
グローバル・アンカー|資金|金利とイールドカーブ
41中立
現在 1.05%ポイント|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
10年国債の利回りから3か月物の国庫短期証券(TB)の利回りを引いた差。0を下回ると「逆イールド」と呼びます。
逆イールドは、市場が将来の金利低下を予想していることを示します。歴史的には景気後退の前によく現れましたが、間隔は長く、例外もあります。
低いほど逆イールドに近く、0を下回ると逆イールド。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく中立水準だった時期
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は中立水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去にイールドカーブが中立水準だった月(現在の局面を除く、94か月)すべての月(763か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):イールドカーブが中立水準だった月は−3.2%、すべての月は−7.3%。
中立水準だった月は、わずか16回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | 中立にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 36やや冷たい | 14% | 14% |
| その後3年 | 39やや冷たい | 5% | 5% |
| その後5年 | 60やや熱い | 23% | 23% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1963~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が高いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
FF金利からイールドカーブ一般的な説明:因果・逆向き
利上げはまず短期金利を押し上げ、カーブは平坦化するか逆イールドになる
今号:FF金利は72(やや熱い)、イールドカーブは41(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.77・48期間中46期間で向きが一致
イールドカーブから景気先行指数一般的な説明:因果・同じ向き
逆イールドはふつう金融政策が引き締め気味で、市場が先々の利下げを見込んでいることを示し、その後景気が弱まる。歴史的に逆イールドは景気後退に先行することが多い
今号:イールドカーブは41(中立)、景気先行指数は42(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
弱いか時期による一致度 +0.22・51期間中28期間で向きが一致
数値
データと出所