金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい
今号:金融ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
グローバル・アンカー|増幅要因|信用と金融ストレス
12冷たい
現在 0.009|2026年10月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
欧州中央銀行が作成するシステミック・ストレス指数CISSで、株式、債券、為替、短期金融市場の変動と連動を総合したもの。代表値は米国で、ユーロ圏、英国、中国も載せています。
指数の上昇は市場の動揺と資金の逼迫を、低い水準は市場が落ち着いていることを示します。
代表値は米国。低いほど=市場が落ち着いている。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく冷たい水準だった時期
| 地域 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|
| ユーロ圏 | 21 | やや冷たい | 2026年10月 |
| 英国 | 12 | 冷たい | 2026年10月 |
| 中国 | 0 | 冷たい両端に振れている | 2026年10月 |
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に金融ストレスが冷たい水準だった月(現在の局面を除く、122か月)すべての月(443か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):金融ストレスが冷たい水準だった月は−1.6%、すべての月は−4.7%。
冷たい水準だった月は、わずか7回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | 冷たい水準以下にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 24やや冷たい | 15% | 43% |
| その後3年 | 31やや冷たい | 17% | 32% |
| その後5年 | 46中立 | 20% | 24% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1989~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい
今号:金融ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
金融ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む
今号:金融ストレスは12(冷たい)、金は84(熱い)――金融ストレスは平常より低く、金は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。
弱いか時期による一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致
金融ストレスからドル一般的な説明:波及・同じ向き
市場が動揺すると、資金が安全を求めてドルに集まる
今号:金融ストレスは12(冷たい)、ドルは45(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.10・8期間中8期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
OFRストレスと金融ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも金融市場のストレスを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。
米国債変動率と金融ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。
信用スプレッドと金融ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。
数値
データと出所