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グローバル・アンカー|増幅要因|信用と金融ストレス

システミックな金融ストレス

12冷たい

現在 0.009|2026⁠年⁠10⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100金融​ストレス

これは何か

金融​ストレス:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

欧州中央銀行が作成するシステミック・ストレス指数CISSで、株式、債券、為替、短期金融市場の変動と連動を総合したもの。代表値は米国で、ユーロ圏、英国、中国も載せています。

なぜ重要か

指数の上昇は市場の動揺と資金の逼迫を、低い水準は市場が落ち着いていることを示します。

代表値は米国。低いほど=市場が落ち着いている。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:欧州中央銀行(ECB)システミック・ストレス指数 CISS(新版)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく冷たい水準だった時期

各地域の位置

地域パーセンタイル熱さ・冷たさデータ時点
ユーロ圏21やや冷たい2026⁠年⁠10⁠月
英国12冷たい2026⁠年⁠10⁠月
中国0冷たい両端に振れている2026⁠年⁠10⁠月

以前も同じ位置にあったとき

過去7回の冷たい局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1989⁠年⁠12⁠月⁠~1995⁠年⁠11⁠月72か月のうち52か月が冷たい水準1⁠年−5.7%2⁠年+11.4%3⁠年+25.0%
  2. 1997⁠年⁠2⁠月⁠~1998⁠年⁠7⁠月18か月のうち13か月が冷たい水準1⁠年+28.2%2⁠年+56.1%3⁠年+74.0%
  3. 2004⁠年⁠1⁠月⁠~2006⁠年⁠7⁠月31か月のうち13か月が冷たい水準1⁠年+4.3%2⁠年+12.9%3⁠年+25.8%
  4. 2011⁠年⁠5⁠月1か月すべてが冷たい水準・2011 欧州債務危機1⁠年+0.2%2⁠年+22.5%3⁠年+41.2%
  5. 2012⁠年⁠10⁠月⁠~2015⁠年⁠5⁠月32か月のうち18か月が冷たい水準1⁠年+19.6%2⁠年+34.7%3⁠年+40.8%
  6. 2016⁠年⁠8⁠月⁠~2019⁠年⁠11⁠月40か月のうち18か月が冷たい水準・2018 株価急落(2⁠月)1⁠年+13.1%2⁠年+31.6%3⁠年+33.5%
  7. 2021⁠年⁠1⁠月⁠~2022⁠年⁠1⁠月13か月のうち7か月が冷たい水準1⁠年+20.6%2⁠年+4.4%3⁠年+26.9%
  8. 2023⁠年⁠8⁠月⁠~⁠現在39か月のうち11か月が冷たい水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去に金融​ストレスが冷たい水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去に金融​ストレスが冷たい水準だった月(現在の局面を除く、122か月)すべての月(443か月)

その後1⁠年
+9.7%11%が下落
+11.8%19%が下落
その後3⁠年
+30.7%2%が下落
+33.2%17%が下落
その後5⁠年
+73.7%17%が下落
+61.9%23%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):金融​ストレスが冷たい水準だった月は−1.6%、すべての月は−4.7%。

冷たい水準だった月は、わずか7回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

金融​ストレスそのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じく冷たい水準だったときの、金融​ストレスのその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻った冷たい水準以下にとどまった
その後1⁠年24やや冷たい15%43%
その後3⁠年31やや冷たい17%32%
その後5⁠年46中立20%24%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1989⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+9.1%/年
すべての月
+8.6%/年
最も冷たい20%
+11.8%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

金融​ストレスと関係する指標

金融​ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き

動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい

今号:金融​ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融​ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致

金融​ストレスから金一般的な説明:波及・同じ向き

市場が動揺すると、安全を求める資金が金に流れ込む

今号:金融​ストレスは12(冷たい)、金は84(熱い)――金融​ストレスは平常より低く、金は平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません。

弱いか時期による一致度 +0.25・32期間中17期間で向きが一致

金融​ストレスからドル一般的な説明:波及・同じ向き

市場が動揺すると、資金が安全を求めてドルに集まる

今号:金融​ストレスは12(冷たい)、ドルは45(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

当サイトのデータでは見えない一致度 +0.10・8期間中8期間で向きが一致

多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。

OFR​ストレスと金融​ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも金融市場のストレスを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。

米国債​変動率と金融​ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。

信用​スプレッドと金融​ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。

数値

数値の推移

単位:指数。データ:欧州中央銀行(ECB)システミック・ストレス指数 CISS(新版)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
欧州中央銀行(ECB)システミック・ストレス指数 CISS(新版)
頻度
月次
位置の計算開始
1989⁠年⁠12⁠月
測り方
位置=数値そのものの、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
指数
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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