信用スプレッドから米国株一般的な説明:因果・逆向き
信用スプレッドの拡大=企業の資金調達コストの上昇とデフォルトリスクの高まりで、株価が圧迫される
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、米国株は94(熱い)――信用スプレッドは平常より低く、米国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.47・39期間中24期間で向きが一致
グローバル・アンカー|増幅要因|信用と金融ストレス
9冷たい両端に振れている
現在 0.93%ポイント|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
米国の社債利回りから同じ期間の国債利回りを引いた差。GilchristとZakrajšekが個別の社債から作成し、FRBが公表しています。
スプレッドが狭いほど、市場が企業のデフォルトを心配していないことを示します。拡大するときは、株価の下落や景気の悪化を伴うことがよくあります。
公開データによる代替当サイトは「社債スプレッド(ICE BofA、ムーディーズ)」の代わりにこの指標を使っています:ICE BofAとムーディーズのスプレッドは、指数会社が構成銘柄の債券から作成する。FRBのGZスプレッドは、研究者が個別の社債の価格から独自に計算したもの。どちらも企業の借り入れが政府よりどれだけ高いかを測るが、対象の債券も数字も異なる。測っているものは近いが、同じ数字ではない。
低いほど=市場が信用リスクを恐れていない。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく冷たい水準だった時期
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録過去に同じく冷たい水準だった月は2か月で、1回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1982~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
信用スプレッドから米国株一般的な説明:因果・逆向き
信用スプレッドの拡大=企業の資金調達コストの上昇とデフォルトリスクの高まりで、株価が圧迫される
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、米国株は94(熱い)――信用スプレッドは平常より低く、米国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.47・39期間中24期間で向きが一致
融資基準から信用スプレッド一般的な説明:因果・同じ向き
銀行が融資を絞ると、企業の借り入れが難しくなり、コストも上がる
今号:融資基準は49(中立)、信用スプレッドは9(冷たい)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.09・4期間中3期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
信用スプレッドから景気先行指数一般的な説明:因果・逆向き
信用の引き締まりが投資と雇用を抑える
今号:信用スプレッドは9(冷たい)、景気先行指数は42(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.02・39期間中20期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
信用スプレッドと金融ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも市場の動揺の度合いを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。
数値
データと出所