景気先行指数から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き
受注と信頼感が先に動き、生産がそれに合わせて調整される
今号:景気先行指数は42(中立)、鉱工業生産は61(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.66・10期間中10期間で向きが一致
景気と信頼感
61やや熱い
各国・地域の位置の中央値|2026年8月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
米国、中国、日本、ドイツ、韓国、英国の鉱工業生産の前年同月比。代表値は各国の位置の中央値です。
製造業は景気に最も敏感で、原材料の需要にも直接影響します。
鉱工業生産の前年同月比。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
サンプルが短い:位置の計算は2011年からで(30年未満)、結論はより慎重に読む必要があります。
| 国・地域 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|
| 韓国 | 78 | やや熱い | 2026年6月 |
| 日本 | 74 | やや熱い | 2026年6月 |
| 米国 | 63 | やや熱い | 2026年9月 |
| ドイツ | 62 | やや熱い | 2026年6月 |
| 英国 | 56 | 中立 | 2026年6月 |
| 中国 | 51 | 中立 | 2026年7月 |
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に鉱工業生産がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、17か月)すべての月(178か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):鉱工業生産がやや熱い水準だった月は−0.5%、すべての月は−1.3%。
やや熱い水準だった月は、わずか4回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | やや熱い水準以上にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 44中立 | 47% | 18% |
| その後3年 | 43中立 | 35% | 29% |
| その後5年 | 44中立 | 44% | 12% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
2011~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
景気先行指数から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き
受注と信頼感が先に動き、生産がそれに合わせて調整される
今号:景気先行指数は42(中立)、鉱工業生産は61(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.66・10期間中10期間で向きが一致
フィラデルフィア連銀から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業者が報告する新規受注と出荷は、実際の生産に先行する
今号:フィラデルフィア連銀は75(やや熱い)、鉱工業生産は61(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.45・10期間中10期間で向きが一致
鉱工業生産から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
生産が増えるほど、使われる金属原料も増える
今号:鉱工業生産は61(やや熱い)、銅は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.31・10期間中9期間で向きが一致
データと出所