OFRストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される
今号:OFRストレスは36(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――OFRストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致
信用と金融ストレス
36やや冷たい
現在 −2.09|2026年10月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
米財務省金融調査局(OFR)が33の市場変数から合成した金融ストレス指数で、0が平均です。変動率の項目も載せています。
ストレスが高まると、さまざまな資産の価格がそろって下がりがちです。変動率の項目は、株式、信用、為替、商品市場の変動を総合したものです。
公開データによる代替当サイトは「VIX指数(米国株の変動性)」の代わりにこの指標を使っています:VIXは、S&P 500のオプション価格から米国株の今後30日の予想変動率を推計する。OFR金融ストレス指数の「変動率」の項目は、株式、信用、為替、商品市場の予想変動と実際の変動を総合したもの。どちらも市場の揺れの大きさを測るが、範囲も数字も異なる。測っているものは近いが、同じ数字ではない。
0=平均的なストレス。高いほど=ストレスが大きい。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや冷たい水準だった時期
サンプルが短い:位置の計算は2009年からで(30年未満)、結論はより慎重に読む必要があります。
| 項目 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|
| 変動率の項目 | 60 | 中立 | 2026年10月 |
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや冷たい水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録過去に同じくやや冷たい水準だった月は64か月で、2回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
2009~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が高いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
OFRストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される
今号:OFRストレスは36(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――OFRストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致
OFRストレスと金融ストレスは連動しやすい組み合わせです:どちらも金融市場のストレスを測っており、同じショックで両方が跳ね上がる。両者は同根のため、関係としては描きません。
数値
データと出所