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グローバル・アンカー|資金|金利とイールドカーブ

米国10⁠年国債利回り

91熱い両端に振れている

直近10⁠年平均より2.09%ポイント高い|2026⁠年⁠9⁠月のデータ

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

050100米10⁠年金利

これは何か

米10⁠年金利:何を測り、なぜ重要か

何を測るか

米国政府が10⁠年間お金を借りるときの金利。

なぜ重要か

世界の資産価格の基準(アンカー)で、住宅ローン、社債、株式のバリュエーションはどれもこれを基準にしています。

いまどこにいるか

位置の推移

データ:米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)。位置は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期

以前も同じ位置にあったとき

過去3回の熱い局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1973⁠年⁠8⁠月⁠~1975⁠年⁠9⁠月26か月のうち13か月が熱い水準1⁠年−26.8%2⁠年−17.4%3⁠年−0.5%
  2. 1978⁠年⁠12⁠月⁠~1982⁠年⁠9⁠月46か月のうち43か月が熱い水準・1980 石油危機1⁠年+12.2%2⁠年+38.9%3⁠年+28.8%
  3. 1984⁠年⁠3⁠月⁠~1984⁠年⁠8⁠月6か月すべてが熱い水準1⁠年+14.0%2⁠年+47.6%3⁠年+85.8%
  4. 2022⁠年⁠9⁠月⁠~⁠現在49か月のうち44か月が熱い水準・2022 インフレと利上げこの局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録

過去に米10⁠年金利が熱い水準だった月の後、米国株はどう動いたか

棒=累計騰落率の中央値過去に米10⁠年金利が熱い水準だった月(現在の局面を除く、62か月)すべての月(644か月)

その後1⁠年
+13.4%23%が下落
+11.4%24%が下落
その後3⁠年
+29.1%2%が下落
+32.1%14%が下落
その後5⁠年
+65.9%0%が下落
+59.8%16%が下落

その後5⁠年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):米10⁠年金利が熱い水準だった月は−5.5%、すべての月は−4.5%。

熱い水準だった月は、わずか3回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

米10⁠年金利そのものは、その後どこへ振れたか

過去に現在と同じく熱い水準だったときの、米10⁠年金利のその後の位置
位置の中央値中立(40⁠~⁠60)に戻った熱い水準以上にとどまった
その後1⁠年88熱い13%60%
その後3⁠年52中立16%21%
その後5⁠年7冷たい6%19%

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか

過去に明確な関係は見られない

1973⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+9.7%/年
すべての月
+8.8%/年
最も冷たい20%
+11.2%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

米10⁠年金利と関係する指標

実質金利から米10⁠年金利一般的な説明:因果・同じ向き

10⁠年利回り=実質金利+期待インフレ率(計算式)

今号:実質金利は100(熱い)、米10⁠年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.91・9期間中9期間で向きが一致

期待​インフレ率から米10⁠年金利一般的な説明:因果・同じ向き

10⁠年利回り=実質金利+市場が予想するインフレ率(計算式)

今号:期待​インフレ率は73(やや熱い)、米10⁠年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.59・9期間中7期間で向きが一致

米10⁠年金利から独10⁠年金利一般的な説明:波及・同じ向き

世界の資金は各国の国債を比べて動くため、米国債利回りの上昇がほかの国にも波及する

今号:米10⁠年金利は91(熱い)、独10⁠年金利は100(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.85・12期間中12期間で向きが一致

米10⁠年金利からシラーPER一般的な説明:因果・逆向き

金利が高いほど将来の利益の現在価値が小さくなり、バリュエーションが圧迫される

今号:米10⁠年金利は91(熱い)、シラーPERは99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。

弱いか時期による一致度 +0.37・49期間中24期間で向きが一致

米10⁠年金利から各国の​住宅価格一般的な説明:因果・逆向き

住宅ローン金利が上がり、住宅価格が圧迫される

今号は一方のデータがまだありません。

当サイトのデータでは見えない一致度 +0.01・8期間中1期間で向きが一致

米10⁠年金利からドル一般的な説明:因果・同じ向き

米国の金利が相対的に高いと、資金がドル資産に向かう

今号:米10⁠年金利は91(熱い)、ドルは45(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

当サイトのデータは一般的な説明と逆一致度 −0.64・8期間中3期間で向きが一致

数値

数値の推移

単位:%。データ:米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)。

データと出所

データの出所と計算方法

出所
米連邦準備制度理事会 H.15(FRED 経由、セントルイス連銀)
頻度
月次
位置の計算開始
1973⁠年⁠2⁠月
測り方
差:当月 − 直近10⁠年平均(%ポイント)。位置=この差の、自身の歴史の中でのパーセンタイル
単位
%
利用条件
オープンライセンス(出所を明記)

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