実質金利から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き
今号:実質金利は100(熱い)、米10年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.91・9期間中9期間で向きが一致
グローバル・アンカー|資金|金利とイールドカーブ
91熱い両端に振れている
直近10年平均より2.09%ポイント高い|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
米国政府が10年間お金を借りるときの金利。
世界の資産価格の基準(アンカー)で、住宅ローン、社債、株式のバリュエーションはどれもこれを基準にしています。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に米10年金利が熱い水準だった月(現在の局面を除く、62か月)すべての月(644か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):米10年金利が熱い水準だった月は−5.5%、すべての月は−4.5%。
熱い水準だった月は、わずか3回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | 熱い水準以上にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 88熱い | 13% | 60% |
| その後3年 | 52中立 | 16% | 21% |
| その後5年 | 7冷たい | 6% | 19% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1973~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
実質金利から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き
今号:実質金利は100(熱い)、米10年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.91・9期間中9期間で向きが一致
期待インフレ率から米10年金利一般的な説明:因果・同じ向き
10年利回り=実質金利+市場が予想するインフレ率(計算式)
今号:期待インフレ率は73(やや熱い)、米10年金利は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.59・9期間中7期間で向きが一致
米10年金利から独10年金利一般的な説明:波及・同じ向き
世界の資金は各国の国債を比べて動くため、米国債利回りの上昇がほかの国にも波及する
今号:米10年金利は91(熱い)、独10年金利は100(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.85・12期間中12期間で向きが一致
米10年金利からシラーPER一般的な説明:因果・逆向き
金利が高いほど将来の利益の現在価値が小さくなり、バリュエーションが圧迫される
今号:米10年金利は91(熱い)、シラーPERは99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.37・49期間中24期間で向きが一致
米10年金利から各国の住宅価格一般的な説明:因果・逆向き
住宅ローン金利が上がり、住宅価格が圧迫される
今号は一方のデータがまだありません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.01・8期間中1期間で向きが一致
米10年金利からドル一般的な説明:因果・同じ向き
米国の金利が相対的に高いと、資金がドル資産に向かう
今号:米10年金利は91(熱い)、ドルは45(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータは一般的な説明と逆一致度 −0.64・8期間中3期間で向きが一致
数値
データと出所