ドルから新興国株一般的な説明:波及・逆向き
ドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる
今号:ドルは45(中立)、新興国株は53(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.56・5期間中5期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
ドル、円、ユーロ、人民元、台湾ドル。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。
今号のまとめ
その他:ドル台湾ドル 76(やや熱い)、ユーロドル 73(やや熱い)、ドル 45(中立)、ドル人民元 31(やや冷たい)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類は合成しない
この分類は一つの数字にまとめません。数字が大きい意味が違うからです。円、人民元、台湾ドルは数字が大きいほどその通貨が弱く(1ドルでより多く買える)、ユーロは数字が大きいほどユーロが強いことを意味します。足しても意味がないので、為替レートごとに推移を描いています。
どの指標と関係するか
ドルから新興国株一般的な説明:波及・逆向き
ドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる
今号:ドルは45(中立)、新興国株は53(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.56・5期間中5期間で向きが一致
ドルから商品総合一般的な説明:因果・逆向き
商品はドル建てのため、ドル高になるとほかの国にとって高くなり、需要が減る。ただし2021年からは、一時期両者が同じ方向に動いた
今号:ドルは45(中立)、商品総合は73(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.68・8期間中7期間で向きが一致
ドル人民元から中国株一般的な説明:波及・人民元安・中国株安
中国株の大きな変動が資金流出を促し、資金流出が人民元に下落圧力をかける(出典は2015~16年の例)
今号:ドル人民元は31(やや冷たい)、中国株は68(やや熱い)――ドル人民元は平常より低く、中国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.78・3期間中3期間で向きが一致
ドル円から世界株一般的な説明:波及・円の急騰時に世界株が圧迫
円を借りた投資のポジションが一斉に解消を迫られ、世界の株式市場が同時に圧迫される
今号:ドル円は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.13・31期間中18期間で向きが一致
独10年金利からユーロドル一般的な説明:因果・ユーロ高
欧州の金利が米国に比べて上がると、資金がユーロに向かう
今号:独10年金利は100(熱い)、ユーロドルは73(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.35・3期間中0期間で向きが一致
歴史全体では向きが一般的な説明と一致していますが弱く、多くの期間では向きが一致しなかったため、安定していないとしています。
ドル円から日本株一般的な説明:因果・円高・日本株安
円高が、輸出企業の円建ての利益を圧迫する
今号:ドル円は94(熱い)、日本株は89(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.59・31期間中19期間で向きが一致
日本10年金利からドル円一般的な説明:因果・円高
日本の金利が上がると、円を借りて投資するコストが上がり、資金が日本に戻る
今号:日本10年金利は100(熱い)、ドル円は94(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.06・16期間中10期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
ドル台湾ドルから台湾株一般的な説明:波及・台湾ドル高・台湾株高
海外資金が流入すると、台湾ドルと台湾株に同時に資金が向かう
今号:ドル台湾ドルは76(やや熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.03・15期間中14期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。