米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き
米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する
今号:米国株は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致
グローバル・アンカー|資産|株式市場
72やや熱い
20か国の株価の位置(時価総額加重)|2026年9月のデータ
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
これは何か
主要国の株式市場それぞれの位置を、時価総額で加重平均したもの(当サイトが計算)。
世界の株式市場が全体としてやや熱いのか、やや冷たいのかを見るためのものです。米国が約半分の比重を占めます。
公開データによる代替当サイトは「MSCIの世界株・新興国株指数」の代わりにこの指標を使っています:MSCIは、指数会社が時価総額に基づいて作る株価指数。当サイトの世界株の位置は、各国の株式市場それぞれの熱さ・冷たさを時価総額で加重して合成したもので、株価ではない。向きは近いが、数字も意味も異なる。測っているものは近いが、同じ数字ではない。
いまどこにいるか
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
| 国・地域 | 時価総額比率 | パーセンタイル | 熱さ・冷たさ | データ時点 |
|---|---|---|---|---|
| 韓国 | 2.2% | 99 | 熱い | 2026年9月 |
| カナダ | 3.6% | 96 | 熱い | 2026年9月 |
| ポーランド | 0.2% | 93 | 熱い | 2026年9月 |
| チリ | 0.4% | 91 | 熱い | 2026年8月 |
| 日本 | 6.0% | 89 | 熱い | 2026年9月 |
| スペイン | 1.0% | 89 | 熱い | 2026年9月 |
| イスラエル | 0.3% | 87 | 熱い | 2026年9月 |
| イタリア | 0.5% | 81 | 熱い | 2026年9月 |
| 米国 | 54.0% | 78 | やや熱い | 2026年9月 |
| ドイツ | 2.3% | 72 | やや熱い | 2026年9月 |
| 中国 | 12.1% | 68 | やや熱い | 2026年9月 |
| トルコ | 0.3% | 68 | やや熱い | 2026年9月 |
| 南アフリカ | 1.1% | 58 | 中立 | 2026年9月 |
| 英国 | 2.4% | 58 | 中立 | 2026年9月 |
| スイス | 2.0% | 56 | 中立 | 2026年9月 |
| オーストラリア | 1.6% | 44 | 中立 | 2026年9月 |
| ブラジル | 0.7% | 44 | 中立 | 2026年9月 |
| インド | 8.3% | 34 | やや冷たい | 2026年9月 |
| メキシコ | 0.4% | 20 | 冷たい | 2026年9月 |
| インドネシア | 0.7% | 3 | 冷たい | 2026年9月 |
各国の株価は、OECDがまとめた株価指数を、それぞれの直近10年平均と比べています。ここでの米国はOECDの米国株価指数(1957年以降)で、グローバル・アンカーの「米国株」が使うシラー教授のS&P 500(1871年以降)とは異なるため、位置も異なります。時価総額比率は、世界銀行の直近1年の株式時価総額によります。
以前も同じ位置にあったとき
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
その後の記録
棒=累計騰落率の中央値過去に世界株がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、129か月)すべての月(599か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):世界株がやや熱い水準だった月は−3.8%、すべての月は−4.0%。
やや熱い水準だった月は、わずか8回の相場局面に集中しています。隣り合う月は独立した出来事ではありません。上昇も下落もすべて載せています。これは過去の記録で、予測ではありません。「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
| 位置の中央値 | 中立(40~60)に戻った | やや熱い水準以上にとどまった | |
|---|---|---|---|
| その後1年 | 65やや熱い | 22% | 63% |
| その後3年 | 61やや熱い | 22% | 52% |
| その後5年 | 72やや熱い | 16% | 61% |
熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか
1976~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き
米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する
今号:米国株は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致
金融ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい
今号:金融ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致
OFRストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き
金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される
今号:OFRストレスは36(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――OFRストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
データが支持一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致
ドル円から世界株一般的な説明:波及・円の急騰時に世界株が圧迫
円を借りた投資のポジションが一斉に解消を迫られ、世界の株式市場が同時に圧迫される
今号:ドル円は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.13・31期間中18期間で向きが一致
景気先行指数から世界株一般的な説明:川上・川下・同じ向き
世界の景気が良い→各国の企業利益→世界の株価
今号:景気先行指数は42(中立)、世界株は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
当サイトのデータでは見えない一致度 +0.08・45期間中33期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
米国債変動率から世界株一般的な説明:波及・逆向き
金利が大きく揺れると、あらゆる資産の割引率が不安定になり、リスク資産がそろって圧迫される
今号:米国債変動率は38(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――米国債変動率は平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。
当サイトのデータでは見えない一致度 −0.15・45期間中35期間で向きが一致
多くの期間では両者が一般的な説明の向きどおりに動いていますが、歴史全体では高低が対応しないため、全体としては関係が見えないとしています。
データと出所