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第1号|2026⁠年⁠10⁠月後半

株式市場

米国、中国、日本、欧州、インド、ドイツ、英国、台湾、韓国の株式市場と、世界と新興国の合成。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10⁠年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10⁠年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。

今号のまとめ

この分類の11指標を合わせると83熱いです。

  • 台湾株99熱い直近10⁠年平均と比べると、過去の99%の月より高い。前回これほど高かったのは2024⁠年⁠7⁠月
  • 韓国株99熱い直近10⁠年平均と比べると、過去の99%の月より高い。前回これほど高かったのは2007⁠年⁠10⁠月
  • 米国株94熱い直近10⁠年平均と比べると、過去の94%の月より高い。前回これほど高かったのは2021⁠年⁠12⁠月

その他:日本株 89(熱い)、欧州株 83(熱い)、ドイツ株 72(やや熱い)、世界株 72(やや熱い)、中国株 68(やや熱い)、英国株 58(中立)、新興国株 53(中立)、インド株 34(やや冷たい)。

熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。

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いまどこにいるか

各指標の位置

この分類を合わせると

合わせた位置の推移

毎月、各指標の位置の中央値をとり、1979⁠年までさかのぼって計算しています(高いほど=株価が自身の直近10⁠年平均より高い)。

データ:各指標の出所は各指標のページを参照。位置と中央値は当サイトが計算。

冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期

以前も同じ位置にあったとき過去2回の熱い局面と、現在の局面

開始後の米国株(累計の騰落)1⁠年2⁠年3⁠年

  1. 1982⁠年⁠12⁠月⁠~1990⁠年⁠8⁠月93か月のうち85か月が熱い水準・1987 ブラックマンデー1⁠年+17.9%2⁠年+18.0%3⁠年+48.7%
  2. 1997⁠年⁠10⁠月⁠~1999⁠年⁠6⁠月21か月のうち12か月が熱い水準1⁠年+8.5%2⁠年+36.7%3⁠年+46.2%
  3. 2025⁠年⁠10⁠月⁠~⁠現在12か月すべてが熱い水準この局面は継続中

各局面の「開始後1・2・3⁠年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。

その後の記録過去に株式市場が熱い水準だった月の後、米国株はどう動いたか

過去に同じく熱い水準だった月は97か月で、2回の相場局面に限られます。サンプルが少なすぎるため、結論は出しません。

「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。

熱さ・冷たさとその後のリターンに、過去に関係はあったか過去に明確な関係は見られない

1979⁠~⁠2021⁠年の各月について、その後5⁠年間の米国株の年平均騰落率

最も熱い20%
+8.4%/年
すべての月
+9.3%/年
最も冷たい20%
+7.5%/年

熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。

どの指標と関係するか

株式市場に関わる関係

台湾​輸出受注から台湾株一般的な説明:川上・川下・同じ向き

輸出受注の動向と株価指数はどちらも景気先行指標で、景気より先に転換する

今号:台湾​輸出受注は99(熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.59・15期間中15期間で向きが一致

米国株から世界株一般的な説明:波及・同じ向き

米国株は世界最大の株式市場で、米国株の調整はしばしばほかの市場に波及する。危機の際は各国がそろって下落する

今号:米国株は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.77・45期間中45期間で向きが一致

米国株から台湾株一般的な説明:波及・同じ向き

台湾株は電子・半導体の比重が高く、米国株との連動性が高い

今号:米国株は94(熱い)、台湾株は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

データが支持一致度 +0.62・15期間中14期間で向きが一致

ドルから新興国株一般的な説明:波及・逆向き

ドル高で新興国のドル建て債務が重くなり、資金が流出し、金融環境が引き締まる

今号:ドルは45(中立)、新興国株は53(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40⁠~⁠60)にあるため、判断しません。

データが支持一致度 +0.56・5期間中5期間で向きが一致

金融​ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き

動揺が広がると、さまざまなリスク資産の価格がそろって下がりやすい

今号:金融​ストレスは12(冷たい)、世界株は72(やや熱い)――金融​ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

データが支持一致度 +0.48・32期間中28期間で向きが一致

ドル​人民元から中国株一般的な説明:波及・人民元安・中国株安

中国株の大きな変動が資金流出を促し、資金流出が人民元に下落圧力をかける(出典は2015⁠~⁠16⁠年の例)

今号:ドル​人民元は31(やや冷たい)、中国株は68(やや熱い)――ドル​人民元は平常より低く、中国株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

データが支持一致度 +0.78・3期間中3期間で向きが一致

OFR​ストレスから世界株一般的な説明:波及・逆向き

金融ストレスと変動率が急上昇すると、変動率でリスクを管理する資金が一斉に株式の保有を減らし、株式市場が圧迫される

今号:OFR​ストレスは36(やや冷たい)、世界株は72(やや熱い)――OFR​ストレスは平常より低く、世界株は平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています(逆向きの関係です)。

データが支持一致度 +0.50・12期間中12期間で向きが一致

ドル円から世界株一般的な説明:波及・円の急騰時に世界株が圧迫

円を借りた投資のポジションが一斉に解消を迫られ、世界の株式市場が同時に圧迫される

今号:ドル円は94(熱い)、世界株は72(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。

弱いか時期による一致度 +0.13・31期間中18期間で向きが一致

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