景気先行指数から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業が拡大すると、より多くの銅が必要になる
今号:景気先行指数は42(中立)、銅は91(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.44・42期間中40期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
景気先行指数、各国の経済成長、鉱工業生産、企業景況感と消費者信頼感、台湾の景気対策信号。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。
今号のまとめ
この分類の6指標を合わせると61やや熱いです。
その他:フィラデルフィア連銀 75(やや熱い)、GDP成長率 62(やや熱い)、鉱工業生産 61(やや熱い)、景気先行指数 42(中立)、企業景況感 22(やや冷たい)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類を合わせると
毎月、各指標の位置の中央値をとり、1980年までさかのぼって計算しています(高いほど=景気と信頼感が強い)。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
棒=累計騰落率の中央値過去に景気と信頼感がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、105か月)すべての月(556か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):景気と信頼感がやや熱い水準だった月は−4.1%、すべての月は−4.0%。
「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
1980~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
この期間には、熱い月ほどその後5年の平均が低いという傾向がありました。各月のその後5年間は互いに重なっていて、実際にはいくつかの相場局面しかありません。これは傾向であって、法則でも予測でもありません。
どの指標と関係するか
景気先行指数から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業が拡大すると、より多くの銅が必要になる
今号:景気先行指数は42(中立)、銅は91(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.44・42期間中40期間で向きが一致
台湾輸出受注から台湾景気信号一般的な説明:川上・川下・同じ向き
輸出受注は輸出と生産に先行し、景気対策信号もそれを映す
今号:台湾輸出受注は99(熱い)、台湾景気信号は99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.65・17期間中17期間で向きが一致
景気先行指数から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き
受注と信頼感が先に動き、生産がそれに合わせて調整される
今号:景気先行指数は42(中立)、鉱工業生産は61(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.66・10期間中10期間で向きが一致
企業景況感から景気先行指数一般的な説明:川上・川下・同じ向き
企業と消費者の信頼感調査は景気の転換点を早めに映し、景気先行指数とともに動く
今号:企業景況感は22(やや冷たい)、景気先行指数は42(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.77・36期間中36期間で向きが一致
フィラデルフィア連銀から鉱工業生産一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業者が報告する新規受注と出荷は、実際の生産に先行する
今号:フィラデルフィア連銀は75(やや熱い)、鉱工業生産は61(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
データが支持一致度 +0.45・10期間中10期間で向きが一致
鉱工業生産から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
生産が増えるほど、使われる金属原料も増える
今号:鉱工業生産は61(やや熱い)、銅は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.31・10期間中9期間で向きが一致
イールドカーブから景気先行指数一般的な説明:因果・同じ向き
逆イールドはふつう金融政策が引き締め気味で、市場が先々の利下げを見込んでいることを示し、その後景気が弱まる。歴史的に逆イールドは景気後退に先行することが多い
今号:イールドカーブは41(中立)、景気先行指数は42(中立)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
弱いか時期による一致度 +0.22・51期間中28期間で向きが一致
景気先行指数からドイツ株一般的な説明:川上・川下・同じ向き
ドイツは輸出型の製造業が中心で、世界の供給網に深く組み込まれているため、世界の需要が輸出と投資に直接響く
今号:景気先行指数は42(中立)、ドイツ株は72(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
弱いか時期による一致度 +0.24・42期間中34期間で向きが一致