景気先行指数から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業が拡大すると、より多くの銅が必要になる
今号:景気先行指数は42(中立)、銅は91(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.44・42期間中40期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
銅、食料、世界銀行の商品価格指数(総合)。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。
今号のまとめ
この分類の3指標を合わせると73やや熱いです。
その他:商品総合 73(やや熱い)、食料 61(やや熱い)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類を合わせると
毎月、各指標の位置の中央値をとり、1979年までさかのぼって計算しています(高いほど=原材料価格が高い)。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じくやや熱い水準だった時期
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」はやや熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
棒=累計騰落率の中央値過去に原材料と農産物がやや熱い水準だった月(現在の局面を除く、104か月)すべての月(563か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):原材料と農産物がやや熱い水準だった月は−4.7%、すべての月は−4.0%。
「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
1979~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
景気先行指数から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
製造業が拡大すると、より多くの銅が必要になる
今号:景気先行指数は42(中立)、銅は91(熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.44・42期間中40期間で向きが一致
ドルから商品総合一般的な説明:因果・逆向き
商品はドル建てのため、ドル高になるとほかの国にとって高くなり、需要が減る。ただし2021年からは、一時期両者が同じ方向に動いた
今号:ドルは45(中立)、商品総合は73(やや熱い)――少なくとも一方が平常の範囲(40~60)にあるため、判断しません。
データが支持一致度 +0.68・8期間中7期間で向きが一致
鉱工業生産から銅一般的な説明:川上・川下・同じ向き
生産が増えるほど、使われる金属原料も増える
今号:鉱工業生産は61(やや熱い)、銅は91(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.31・10期間中9期間で向きが一致
食料から米インフレ率一般的な説明:川上・川下・同じ向き
食料価格が食品のインフレを押し上げる(新興国ではウエートが高い)
今号:食料は61(やや熱い)、米インフレ率は64(やや熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致しています。
弱いか時期による一致度 +0.32・42期間中26期間で向きが一致