米10年金利からシラーPER一般的な説明:因果・逆向き
金利が高いほど将来の利益の現在価値が小さくなり、バリュエーションが圧迫される
今号:米10年金利は91(熱い)、シラーPERは99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.37・49期間中24期間で向きが一致
第1号|2026年10月後半
米国株のバリュエーション(シラーPER)、米国と台湾のバフェット指標、米国の証券会社の信用取引貸付。どの数字も、その指標自身の過去とだけ比べたものです。過去の何%の月より高いかを示し、50が平常です。価格や金利の指標で比べているのは「直近10年平均とどれだけ離れているか」です。100=直近10年平均から最も離れた状態で、価格や金利そのものが過去最高とは限りません。
今号のまとめ
この分類の4指標を合わせると95熱いです。
その他:米国の信用取引 88(熱い)。
熱い・冷たいは位置を示すだけで、良し悪しではありません。やや熱いからといって下がるとは限らず、大きく振れていてもすぐに戻るとは限りません。ここでは歴史を示すだけで、売買の推奨はしません。
いまどこにいるか
この分類を合わせると
毎月、各指標の位置の中央値をとり、1971年までさかのぼって計算しています。
冷たいやや冷たい中立やや熱い熱い斜線=過去に現在と同じく熱い水準だった時期
開始後の米国株(累計の騰落)1年2年3年
各局面の「開始後1・2・3年」は、いずれもその局面の最初の月から数えた累計の騰落です。「その後の記録」は熱い水準だった各月から数えているため、二つの数字は異なります。各局面の横に記した出来事はその期間に起きた大きな出来事で、ここでの熱さ・冷たさと関係があるとは限りません。
棒=累計騰落率の中央値過去にバリュエーションとレバレッジが熱い水準だった月(現在の局面を除く、146か月)すべての月(664か月)
その後5年間に起点の月を最も大きく下回ったときの下落率(中央値):バリュエーションとレバレッジが熱い水準だった月は−3.6%、すべての月は−5.4%。
「米国株」は、シラー教授がまとめたS&P 500の株価(月平均、配当を含まない)です。
1971~2021年の各月について、その後5年間の米国株の年平均騰落率
熱さ・冷たさと、その後の上昇・下落の間に、はっきりした関係は見られません。棒の差は月によってまちまちです(順位相関は0.25未満)。これは過去の記録であって、予測ではありません。
どの指標と関係するか
米10年金利からシラーPER一般的な説明:因果・逆向き
金利が高いほど将来の利益の現在価値が小さくなり、バリュエーションが圧迫される
今号:米10年金利は91(熱い)、シラーPERは99(熱い)――どちらも平常より高く、一般的な説明の向きと一致していません(逆向きの関係です)。
弱いか時期による一致度 +0.37・49期間中24期間で向きが一致